小麦アレルギー

茶のしずく石鹸の一件があってから私も手持ちの化粧品等全て確認してみて、現在使用しているトリートメントに
「加水分解コムギタンパク」との表記があるのに気づきました。
問題になったのは「加水分解コムギ末」だったと思いますが
この「加水分解コムギタンパク」も小麦アレルギーを引き起こす恐れがあるのでしょうか?

またそのトリートメントには「加水分解ダイズタンパク」との表記もありました。これもダイズアレルギーを引き起こすような危険性のあるものなのでしょうか?

トリートメントは母も使用していて、母はパンが大好物ですし牛乳が飲めない代わりに豆乳を飲んでいるためアレルギーを起こさせるわけにはいかないのでもしその危険性があるのだとすれば即他社のものに変えたいと思っています。

加水分解コムギタンパクと加水分解コムギ末の関連について調べても出てこなかったので詳しい方がもしいらしたら教えていただけると有難いです。

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2011/8/7 14:14

不思議な問題
こんにちは。

きちんとしたソースの確かな情報をたくさん頂いて、すごい参考になりましたね!^^
私も含め、大変参考になりますね。
ここまで良い回答を頂いておられるので何も書く事もございませんが、私はちょっと異なる目線で参考情報を。

今回、石鹸メーカーさんが使われていたコムギ由来成分が問題として取り上げられましたが、私達業界内では「このメーカーさんは、不運だったな・・・」という見方が非常に強いんですね。
というのも、実際のところこの成分が被害者の方の直接的な要因になったかどうかは、いまだに明確ではないからです。

ではなぜ?と思われると思いますが、一般的に社会通説としては『○か×かが不確かな要因は罪とする』となるのが疾病の世界です。
そしてそこに何らかの疾病の要因となりうる可能性がひとつでも残されていたとしたら、それは限りなく『×』に近いと評価されます。

つまり、『○と証明されないモノは×とされる』というのが分かりやすいでしょうか。
早い話が『疑わしきは罪』とされるのがこの世界の通例です。
確かに、こうして疑わしきはどんどん排除していけば、これがもっともヒトにとって安全パイであるのは間違いないですが、何万分の一のその事象が表沙汰になった時にアタったメーカーさんは、たまったものではないというわけです。

今回の問題も、実際のところは要因がコムギ由来の成分だったのかどうかは、いまだ特定に至っていません。
というか、現実問題として何万人にひとりのアレルギーについて、厳格な試験のしようなどないのが当然の摂理だからです。

という事で、同様に今も皆さんのお耳によく入る情報として、「シリコン問題」があります。
10年以上も前にアメリカで乳がんで亡くなられた女性がたまたま豊胸手術を行っており、その素材にシリコンが使われていたたった一例が訴訟問題となり、シリコンは全世界的に悪者になってしまったんですね。
これも、いまだに本当にシリコンが原因であったかどうかは特定されていませんし、何億人に問題が生じなかったという実績がいくら積まれたとしても、これは絶対に『○』にはならないという良い実例です。

まぁ、仮に世界保健機構(WHO)といった世界的に権威のある機関が「シリコンは○である」と発表したとしても、一度悪者になったものが世論的に○となることはないのが、社会の通説ですね^^;

余談になりましたが、大豆由来成分の問題は、実は化粧品業界ではいまだに症例が確認されていないために、それほど問題視されていないのが現状です。
実際のところ、病状のメカニズム的にダイズの場合は皮膚接触からは症状が起きないのか、それともたまたま症状が出た例がないだけなのかは、全く不明です。
つまり、「症例がないから○」というだけの事です。

ただし、一応念のために、化粧品に使われているダイズ由来成分は、アレルギー物質と思われる成分は精製されて取り除かれていますので、ご安心下さい。
(それも、アレルゲン物質が本当にその成分かどうかは、いまだ未解明)

長くなって申し訳ありませんでした。
なんの参考にもならない駄文で、すいません・・・;

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