・まず肌を健康な状態に近づける。
　→ 敏感肌ということは、皮膚を外的環境から守る角層が傷付いている可能性があります。
　できること①ケミカルピーリングはされない方がいいでしょう。
　皮膚にはターンオーバーの周期があり、古い角質は自然と剥がれ落ちるものですが、角層が未熟なうちにピーリングなどで無理矢理剥がしてしまうと、いわゆる皮膚が薄い状態になります。メイクや日焼け止めはもちろん落とす必要がありますが、角層を「残して育てる」ことを意識してクレジングされてみてください。

　できること②タンパク質摂取とコレステロールを少し増やすことを意識する。
肌を健康にするには外的アプローチだけでなく、食べ物や代謝などにも目を向けてみましょう。タンパク質は髪や皮膚を構成するのに必要な栄養素です。もしかしたら質問者さんは1日の摂取量が少ない可能性がありますので、意識して増やしてみてはいかがでしょうか。それからコレステロールは細胞膜の修復や女性ホルモンの生成に必要ですから、アレルギーがなければ卵や肉、刺身を食べる回数を増やしてみてください。ただし加工食品はお勧めしません。


・化粧品やスキンケア用品の特性に関する理解を深める。
　→これらは化学製品ですから、当然化学物質同士の相性というものがあります。それを無視して色々な商品を混ぜて使うなら、不安定化や分離が生じます。

　できること①使うアイテムを減らす。
　そうすることで肌を触る回数も減らすことができます。拭き取り化粧水はやめた方が宜しいと個人的には思います。化粧水・乳液・クリーム(夜のみ)を各1品ずつにしてはいかがでしょうか。アイテムは一度に使う数を増やすのではなく、少数精鋭にされることをお勧めします。

　できること②朝はジェル・ゲル状の製品を使わない。
　これらは増粘剤の特性上、他の化粧下地と相性が良くないことが多いです。乳液・日焼け止めはミルクタイプにし、塗布後2、3分程度時間置いてから次の工程に移ってみてください。