白城由妃と申します。
女装子なので、普段は男性としてくらしています。

由妃も男としては、片思いのくりかえしでした。
でも女装をはじめて、ぐっと楽になりました。

あなたはお若い。悩まれるのは当然です。

見返したいのであれば、いまは、勉強することです。
ここでいう勉強というのは学校のお勉強という狭い意味ではなく、自分が進みたい進路に関する勉強です。
「美容師になりたい。」「医者になりたい。」「事業をおこして、レストランを経営したい。」など夢に向かって突き進むことです。
そして、女に見返したいと思っている男性と交際するといいと思います。

でも、大事なことは、仮にうまくいっても、かつての失恋をあえて忘れず、さらに勉強して「力」のあるところを見せつけることです。
そうしたら、男のほうから、あなたによってくるでしょう。

わたしも、失恋をばねにしてがんばり、昼は安定企業のサラリーマン、夜は女装子と楽しい人生を送らせてもらっています。
今日も、夕方からお金をたくさんつかって歓楽街に出かけるところです。

とにかく「今」という時間はいくつになっても悲しいものです。
でも、過去はどんなに当時悲しくても懐かしくなります。
大事なことは、
振り返ったときに、自分が残してきた人生の足跡に、深い愛着を
感じられるかどうかでしょう。

由妃も、十代の時の自分を、いまとても可愛く感じています。