あなたのお子さんがなろうとしているのは、ニューハーフなんて死語ではなく、女性だと思います。女性のこころで生まれてきたのに体は男性で、自我を得ると共に、同じくらい違和感に苦しんできて、その苦しさに耐えられなかったから、親に頼らず、自分自身の努力で、あるべき姿で生きていこうとしているだけです。とても立派なやり方ですよ。
「私立の学校に入れて『やった』」のは、何の為ですか？本人の意思ですか？
子供は親の願望を叶える為の道具ではありません。
子供はあなたの分身ではありません。
子供には子供の心があり、人生があります。
人生というのは、その人の為にだけあるものです。
その人にしか、その人の人生は歩めないのです。
あなたはお子さんが幸せであることを望んでいますか？
お子さんの幸せは何だと思いますか？
それは当人にしか解らないのです。
お子さんは成人なさっているのですし、あなたが管理するような段階は、もうとうに過ぎているのです。
お子さんの幸せを願う心を「本当に」手に入れるまでは、話し合う段階にも至っていないと思います。
いろんな事に理解を深めて、納得できてからだと思います。
あなたが、子供の人生に頼らずに、あなた自身の人生を楽しめるようになるといいと思います。