個人の所管です (続き)
私はもっぱらパウダーファンデ愛用者ですが、使い方が簡単・手軽というだけではなくて、一般的にパウダーファンデーションの方がクリーム／リキッドファンデよりも肌への密着力が弱いので負担が軽く、粉そのものに紫外線を反射させる効果があるのでUV効果が期待できる、という理由があります。
本当はパウダーファンデよりも、フェイスパウダーのほうがもっと肌への負担は軽いので、フェイスパウダー単体にしたいことはしたいのですが、フェイスパウダーはどうしても持ちとカバー力に欠けるため、必要悪でパウダーファンデを使っています。
粒子が細かい (粉っぽくなりにくい) ・出た皮脂をティッシュ等で取り除いても見た目が汚くならない (まだらに剥げたり、よれたりしない) ものを選んでいます。

化粧下地は、肌表面の色むらや細かい凹凸を調える効果が目に見えてある・皮脂に強い (くずれにくく) ・かつ肌荒れを引き起こさないものを使えば、メーキャップの仕上がりがより綺麗になることは確かです。


ご自分の肌に合った基礎化粧品を使ってニキビと毛穴のケアをすることも必要な気がします。
・合わないクリームよりも合う乳液、合わない乳液よりも合う美容液
・ジェルは乾燥して保湿が不足しやすく、また乾燥した膜になって化粧ののりを邪魔しやすい
・化粧水は必ずしも必要でないが、使うなら角質ケア効果があるか、収斂効果の高いアルコール (エタノール) 入りのもの
・合う合わないはまったくの個人差。価格が安いから若者向き、高いから年配向き、と少しも限らない

ニキビや毛穴があまりにひどいようでしたら、ぜひお近くの皮膚科を受診して、皮膚科医の指示に従ってください。皮膚科医の診断以外は何事も 「占い」 程度だと思ったらいいです。ただし美容・化粧品業界とどっぷり手を組んだ皮膚科医はどうもあまり信用しないほうがよさそうです。


ひとつの化粧品メーカー (ブランド) が、一人の肌悩みすべてに対応できるラインナップをそろえていることは稀です。合う合わないは、気が済むまで試着 (実際に顔に塗る) するかサンプルをもらえるだけもらって、自分の肌で 「実験」 するしかありません。
そこまで吟味して買ったのに合わなかったら、必要以上に自分を責めず、自分に合った化粧品を探すための必要経費と割り切って、あきらめず次をまた探すしかありません (お財布とはくれぐれも相談してくださいね)。


ほんのご参考までに、私 (保湿しすぎると皮脂があふれ、保湿が足りないとたちまち乾燥する肌) がこれまでに自分で使ってみて、使用に耐えると思った商品を以下に述べます：


【BBクリーム】
・クリニーク　BBクリーム　30 (肌荒れしにくい。カバー力普通・艶しっかりめ。時間がたつと肌からはがれやすいことが私は気になりました)
・パッションNY　BBマットキープクリーム (皮脂には非常に強くほとんどくずれない。多少乾燥しやすいこと、毛穴がつまりやすいことが私は気になりました)


【パウダーファンデーション】
・ジバンシィ　マティシム (単価は高めですが、1個買うと半年～1年あるいはそれ以上持ちます)
・ランコム　タンミラク　コンパクト (単価は高めですが、1個買うと半年～1年あるいはそれ以上持ちます)
・UNE (ブルジョワの姉妹ブランド。「オーガニック系」 が売り。肌荒れしにくい。カバー力弱め)


【UV下地】
・ディオール　スノー　ホワイトニング　UV シールド50　トランスルーセント (ウォータープルーフで、皮脂にも強く、肌荒れしにくいです。単価は高いですが、1本買うと数ヶ月持ちます)
・ソニアリキエル　ラトゥー　エクラ　ペルフェクシオン (秋冬向き？ 単価は高いですが、1本買うと数ヶ月持ちます)


【基礎化粧】
・化粧水：　マックスファクター　イリューム　モイストキャプチャーエッセンスウォーター　ライト (真冬は保湿が足りず厳しいかも知れません)
・保湿ジェル (夏向き？)：　ディオール　イドラライフ　モイスチャー　ソルベセラム (ちょっと割高ですが、ものすごくちょうど良い保湿とさっぱり加減のバランスでした)
・乳液／クリーム (秋冬向き？)：　花王　キュレル (ノーマルタイプ／美白タイプ)