どんな道にだって落とし穴があります
綺麗事はナシにして、本音を言わせていただきます。


「結婚」「出産」・・・・・どちらも、実に甘い響きの単語ですよね。

世間一般の認識としては、どちらかというとポジティブな意味でつかわれることが多い言葉だと思いますし、それが人生にとってプラスになることが理想だとも思います。


・・・ただ、逆に、結婚や出産をきっかけに人生が「暗転」してしまう人が少なくないこともまた、事実だと思いますよ。



わたしは身内や知人に子どもにかかわる仕事や医療関係の仕事についている人がいるので、きれい事で済ますことができない、シビアな現実を耳にすることもあります。



そもそも、自分がいくら「子どもが欲しい」と望んだとしても、１００％の確率で出産できる保証はありません。

「不妊」という言葉がよく聞かれるように、たとえ子どもが欲しくても妊娠することができなかったり、何度も流産を繰り返したりする人だっているのです。



また、出産した子どもに病気や障がいなどが見つかる場合もあり、夫婦間で責任の押し付け合い（「お前の家系の血が悪いから、こういう子どもが生まれたんだ！」とか）になってしまい、それが原因で離婚にいたるケースもあると聞きます。


他にも、（これはわたしが実際に自分の目で見た事例なのですが）子どもが不登校になってしまい、それによって夫婦が今後の教育方針について争いをはじめ、崩壊している家庭だってあります。



なんだかネガティブ全開のお話ばかりになってしまいましたが（笑）、要は、


＜ママになったら大切な子供と一緒に幸せで楽しくて充実した毎日を過ごせる


という保証は、誰にもできないんだよ、ということです。



それと・・・・・私の知り合いの親戚の女性はいわゆる「エリート」と結婚したそうなんですが、そのエリートの旦那さんが愛人さんに夢中になってしまい、現在、（いろんな意味で）大変なことになっているそうです。

そういう話を聞くと、「社会的地位の高い男性」を捕まえて結婚したとしても、「不測の事態」はいつだって起こりえるんだな・・・ということを嫌でも実感してしまいます。



もちろん、年をとってから後悔をしているのは、「専業主婦」だけではありません。


私の母親は、いわゆる「家庭を顧みずに仕事に生きてきた女性」なのですが、今になって「私＆私の弟をほったらかしにしてきたこと」を猛烈に後悔しているとのことです。



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どんな道を選んだところで、人生は山あり谷ありです。

想像もしていなかった落とし穴に落っこちる可能性は、いつだってつきまといます。

人生において、自分の努力ではどうにもならない「運」に左右される部分は大きいですしね、実際。



「幸せ」のかたちをテンプレートにすることはできないと思いますよ。