更年期のことがわからない年齢の私では力不足でしょうが書きます。
うらやましい、妬ましいがわかる気がしますから。

私の場合うつ病ですが、長く通院し続けてもう10年以上経ちます。
病的症状が良くなってきても疲れやすさは相変わらずですし予測しづらい症状が起こりやすいため、アルバイトの採用さえ危ういほど、世間の目は私を働ける人として見てくれません。
同世代の人はみんな私の知らない出来ないことを出来る人にとっくになっています。
すごいな、いいな、羨ましいと思いますが、時には、うつ病のような辛い思いもせずにその高いところにいる人たちを妬ましく思ってました。

でも私そうしなくなりました。自然に。
多分今通っている企業さんの事業所で勉強してるせいです。
そこには様々な年代の方が通っていますが、若い年代が結構います。私くらいかもっと若い人も。
みんな障害や病気やハンデを抱えています。

何が言いたいかというと、何か抱えなくてはならないものを抱えながら一生懸命生きてる人は結構いること。
みんな各々の勉強をして資格を取ったり、自分と戦うことをしてること。

「競ったって仕方ない」って分かってらっしゃるのですから、「戦うべき相手が自分」ということも実はわかっておられるのでは？

実は普通に働く友達のことも含まれますが、隣の芝は青く見えるらしく、羨ましいことがあったり妬ましいこともあったりなんてどの立場にいても起こりうることだったりするみたいです。
そうして一番頂点にいるように見える人が羨むのが、何故か一番下の何でもない立場のの人だったりするのは実際にあることです。
（エッシャーという画家が階段をモチーフにした絵を描いていますが、登っても登っても高さが変わっているようで変わっていない様子を表しています。ぜひご覧ください。）

人生負けた毎日に感じられるなら、低いハードル走をするみたいに小さなことを自分に課したりして一個できたら勝ち、とか三個できたらとか、最後は全部できたらって、自分相手に頑張ってみるのはいいと思います。
よく考えてみたら誰だって、お皿洗いしたりゴミを出したりする。
家事が嫌なら、習い事をしてみるとか。英会話、スポーツ、etc。
そしてそれらはゆっくり、自分が思うよりも「絶対に」ゆっくりやるのです。

「なんで？」と思うでしょうか？
いつか勝つために、です。
人生に勝ってる人は幸福ですし、できるならその幸福をわかって噛み締めたいものです。
小さい勝ちは最初の一歩です。

難しいことは「いずれできるようになる」か「できないまま」かですけど、本当はどっちでも大丈夫なことって結構ありますよ。
焦ることはしないで、挑戦したり、休んだり、また挑戦したり。

毎日勝ったり負けたりを繰り返す、みんな言われなくてもやってることもあるけど、わかってからやっていく方が意識が変わって良いものです。
ぜひお試しくださいね。
（長文すみません。）