【ヘアケア】トリートメントに含まれるグリセリンっていいの?【グリセリン】

はじめての投稿になります。
ネットで検索しても欲しい情報が手に入らなかったため、みなさんにお聞きしたいです!

よろしくお願いします。


今回疑問なのが、ヘアトリートメントに含まれているグリセリンについてです。
グリセリンは水分を吸収する働きがあり、安全性も高いため、
スキンケアやヘアケアに適していると聞きました。

私自身、日本薬局方のグリセリンを購入し手作り化粧水に入れて使ったことはあります。
ただ、グリセリンは場合によっては肌の水分をもすいとってインナードライを引き起こすということを知り、それ以来水の次にグリセリンがきている化粧水などは避けてきました。

そしてこの前、トリートメントを探していて成分表を確認したとき、初めてヘアケア用品で水の次にグリセリンがきているものをみました。 
他に配合されている成分はダメージ補修にとても有効そうなのですが、
グリセリンの配分が多いことを考えると少し不安です。

トリートメント、あるいはその他髪に使うものに含まれるグリセリン、肌と同じようになにかデメリットがあるのでしょうか?(乾燥を引き起こす等)

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2011/12/13 13:41

処方の「妙」
こんにちは。

グリセリンの様々な性質を調べていくうちに、随所で不安になられたようですね。

こうしたお話を聞くにつけ、消費者に向けて情報をどう開示していけば良いのか、改めて難しいと思ってしまいます。
こうした場でも、お読みになる方々へ悪影響がないか、不安の煽りにならないか等、常に気配りをしていかねばならないと感じました。

さて本題ですが、グリセリンの「水和能」の性質については、市販のコスメに限って言えばご心配される事は全くないですね。

その理由は二つです。

その1)
手作りコスメで30%も40%も配合されるのであれば別ですが、市販化粧品でそのようなコスメは100%存在しないと思って間違いありません。

その2)
市販コスメの処方は複雑な処方の保湿系で構成されていますので、ただ単にグリセリン単独の性質を考えてはなりません。
つまり、「処方」というのは相互関係を総じてどう機能するかを判断しないといけない、という事ですね。

ですので、お肌への保湿効果を推察する場合においても、その他の保湿成分との相乗効果で総合的にどう皮膚上で働くかを推測する必要があり、普通は他の保湿成分が大気中から水分を持ってきてくれるよう(例えばヒアルロン酸)構成されていて、グリセリンが皮膚内の水分を奪うような「水分不足」になるように作られてはいません。

まずこれが、スキンケアの場合です。
次いで、ヘアケアの場合ですね。

ヘアケアの場合も同様ですが、それ以上にあるきめですさんのおっしゃる通り、洗い流し製品であれば水で流れてしまいますので、全く心配の必要はありません。

このグリセリンの水和能のケースでもっとも心配されるのが、手作りを含めた「尿素化粧水」で、グリセリンも尿素も外気から水分を集めてくる機能を持っていませんので、ご質問者様のおっしゃる「水和能」が相乗的に起こる事になり、過乾燥やヒビ割れを起こす原因になっています。
尿素化粧水には、必ず「水分を外気から集めてきてくれる成分」と「水分を逃さず保持する成分」の2つを配合しなくてはならない、という訳です。

ご理解頂ければ幸いです。

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