ふたりっ子「おボン休みですね～～え、おボンなんかない？」
ボン「俺の日がないってどゆこと！！」
ふたりっ子「ああ～～もう怒らないで盆休みくらいあるから」
（そんな盆休みなボン休み）
☆☆☆☆
(ラガーは目の前の人物が誰なのか瞬時にはわからなかった。そう・・あの滝隆一刑事だったからだ）
ラガー「滝・・・さん！」
ブルース「知ってるんすか、先輩」
（ああ、あんたはお初でしたね、滝さん）
ラガー「うちの署の先輩だよ。ドックもふたりっ子も知ってる」
（瀕死の女を使うなコラ。でもブルースは目の前の滝さんを信じられないようで・・）
スコッチ「ふたりっ子もドックもかなり重症だ、それに」
ラガー「わかってたんすか、滝さん！？」
スコッチ「ああ。ここにお前たちの車が着いてすぐにな」
ボス「じゃあ・・・ここはスコッチに任す」
山さん「スコッチ・・・」
（何か言いたげな山さん）
スコッチ「何です？」
山さん「いや、いい」
スコッチ「そうですか・・」
山さん「これだけは聞いておこう。やはり・・・あの3人に憑依しているのは・・」
スコッチ「ボンだ」
（世間様が盆休みなだけに！←←作者、てめえもだ）
スコッチ「一番あぶないのはふたりっ子だ」
山さん「・・・わかった、後はお前さんに任せる」
ボス「どうなるんだろうな・・・」
山さん「スコッチを信じるしか今はありませんな・・」
（徐冷を見守る山さん、ボス、ラガー、ブルース。ふたりっ子の泣き声が障子越しに聞こえる。ブルースがつらそうに顔を背ける）
ラガー「ブルース・・・大丈夫かよ」
ブルース「俺って・・・本当に何もしてやれなかった・・」
ラガー「責めるなよ・・俺だってそうだった」
ブルース「あいつがあんなふうに泣いてるのなんて・・・」
山さん「もうよせ」
（流石山さん鶴・・いや、山さんの一声）
山さん「お前たちの気持ちは痛いほどわかる。でもな、出来なかったことばかり言っていても仕方ないんじゃないのか・・・？」
ブルース&ラガー「「・・・・・！！」」
ボス「そうだぞ、山さんの言う通りだ。まずは除霊が上手くいくのを見ておこうじゃないか」
ブルース「そうっすね・・・ねえ先輩」
ラガー「そう、だよな・・・」
（ふたりっ子は身体が軽くなって、気持ちが楽になっていくのを感じた。身体からボンが抜けていったのか・・・？しかもここどこ？）
スコッチ「気が付いたか？」
ふたりっ子「ここどこ？」
スコッチ「俺が住職を兼ねている寺だ」
ふたりっ子「・・・・・なんでここに・・・？」
スコッチ「ドックとトシさんにもお前と同じ、ボンの霊が取り付いいてな。俺が全て除霊した。これでもう大丈夫だ」
ふたりっ子「やっぱ、ボンだったんだ・・」
（複雑すぎるふたりっ子）
ドック「ここどこ？しかも、なんで俺パジャマなの！？えっどゆこと！？」
スコッチ「相変わらずだな、お前は」
ラガー「ああ～～～もう3人ともよがったああああ(´;ω;｀)」
ブルース「・・・・心配かけさせやがって。このばーーーーか」
ふたりっ子「だっ！！！！」
（ブルースにデコピンされるふたりっ子）
山さん「トシさん？怪談はもうやめておきましょうな？」
トシさん「いやあ～～もうこりごりですな、もうほんとに」
（いつもの七曲署のペースになってきやした～～♪ではではお題です。予測変換「き」です。作者は「キヨスク」でした！ではではお待ちしております☆彡）