ふたりっ子「さあて、今回のお話は～～？」
ボン「サザエさんかよ！」
ふたりっ子「いやそういうコメあったから使ってみたの。お嫌いでしたか？」
☆☆☆☆
（今夜の当直はロッキーとゴリさんだ。ゴリさんは出前でとった蕎麦を食べているし、ロッキーは雑誌を読んでいる）
ゴリさん「いやあ、今晩は特に事件もなくて平和だな！」
ロッキー「全くですよ！たまにはそんな日もなくちゃね！」
(そう話していた矢先のことだった。非番のボンが一係の部屋に駆け込んできた）
ボン「ふ、ふたりっ子は！？」
ゴリさん「ボン！？お前今日非番だろ？」
ロッキー「どうしたんですか、先輩！」
ボン「それが、昼間出かけていったきり帰ってこないんですよ・・」
ロッキー&ゴリさん「「何だって！！？？」」
ゴリさん「ロッキー、お前交通課に行って若い女性が交通事故の届け出が出てないか調べてこい」
ロッキー「はい！」
ゴリさん「どういうことなんだ、ボン。お前さんたち、何かあったのか・・？」
ボン「そんなことないですよ・・・昨日だって一緒に銭湯行って、卓球してたのに」
ゴリさん「その時のふたりっ子の様子は？」
ボン「いつもと同じでした。特に落ち込んだりもしてなくて」
（暫し考え込むゴリさん。交通課から戻ってきたロッキー）
ロッキー「ゴリさん！事故の届け出はないそうです！」
ゴリさん「そうか、殿下や山さんたちに連絡してくれ」
ロッキー「はい！」
（廊下に置いてある赤い電話機に向かうロッキー。ボンは今朝、ふたりっ子を一人にしてパチンコ屋に向かったのをひどく後悔していた）
ボン「俺・・・非番だからって・・羽目外して・・・ふたりっ子を・・」
ゴリさん「くよくよするな、ボン！何か手がかりみたいなもの、残してなかったか？」
ボン「これ・・・」
(ボンがサフアリスーツのポケットから紙をゴリさんに見せた。ふたりっ子からの伝言らしい）
ゴリさん「なるほどな、今日は銀座へ出かけて行ったんだな？」
ボン「俺がパチンコから帰った時に、その書き置きがテーブルの上に・・」
（そうこうしているうちに殿下や山さんがやってきた）
殿下「ふたりっ子が行方不明だって？！」
ゴリさん「ああ。交通事故の可能性は消えた」
殿下「じゃあ・・・」
山さん「ボン。元気を出すんだ。お前、刑事だろう」
ボン「山さん・・・」
殿下「銀座に何を買いに行ったか、言ってなかったか、ボン？」
ボン「いいえ・・・何も・・」
殿下「そうか・・・」
（ふたりっ子、70年代もピーンチ！さてはて、予測変換シリーズのお題！今回は「さ」です！作者は「サフアリスーツ」です。ほんと、ボンに関するワードが・・・orzじゃあお待ちしております☆彡）