山さん「さあて、今回のストーリーは？」
ボン「山さんが言うとサザエさんが渋く感じますね？」
山さん「ん？そうかな？」
☆☆☆☆
～ふたりっ子サイド～
（ふたりっ子が珍しく男性もののフアッション雑誌を読んでいる）
ボン「お！何読んでるの何それ！」
ふたりっ子「内緒～～ボンには内緒～」
ボン「俺には内緒って酷いぞ、ふたりっ子！」
（ボンがふたりっ子の手から読んでいた雑誌をとり上げる）
ふたりっ子「返して～～！ねえ、ちょっと！」
ボン「なんじゃこりゃ！メンズの雑誌じゃん！」
（ボンの視線が痛い。ボンから視線を逸らすふたりっ子）
ボン「だーれにこんな服買うんだよ」
ふたりっ子「ぜ、ぜーーーーったい言わない！！内緒！」
（そんなこんなで服のことはさておいて、その日はボンと銭湯に行って、卓球もして帰った。ふたりっ子はボロ負けだったけど）
ボン「おふゃようさ～～～ん」
ふたりっ子「よく寝てたね、ボン」
ボン「卓球で体力使いすぎかな～～？あ、今何時？」
（ふたりっ子が壁にかかっている時計を見る）
ふたりっ子「・・・9時ちょっと前」
ボン「やっべ、パチンコパチンコ！！今日新しい台入る日！」
（私服に着替えて、慌てて表に飛び出して行くボン）
ボン「なんかあったら、電話するんだぞ！ふたりっ子！」
ふたりっ子「はあい、いってらっしゃい」
（バタン！とドアが勢いよく音を立てて閉まる。ボンがいなくなった途端、ため息をつくふたりっ子）
ふたりっ子「・・・おニューのサフアリスーツ買ってあげようって思ってたのに・・ばーーっか、ボンの馬鹿！」
（そんなわけでテーブルの上に書き置きを残して銀座の大丸に向かうふたりっ子）
ふたりっ子「わあ、これボンに似合うかな・・」
（色はホワイトの上下。今着ている黒の上下ともサイズは同じだが、少しデザインが違っていていい。単純な白ではなく、少しシルバーがかっているのも特徴だ）
ふたりっ子「すいません、これお願いします」
(レジで精算するふたりっ子。そんなふたりっ子を怪しい二人組が見ているなんて、想像だにしなかった。紳士服売り場を出たふたりっ子は3階にある本屋さんにいた。二人組も、ふたりっ子の後を追う。お気に入りの作家の書棚にいるふたりっ子。無造作に本を籠の中に入れていく）
ふたりっ子「今日はもうこれくらいでいいかな」
（その時、初めてつけられていることに気が付いたふたりっ子。ボンを呼ぼうにもレジカウンターまで行かないと電話がない！しかもレジには長蛇の列。怖い！どうしよう！）
ふたりっ子「すいません、これ」
（尾行の目を気にして、精算を急かせるふたりっ子）
ふたりっ子「（やっぱり、ボンとパチンコに行っておくべきだった）」
（なんとか精算を済ませると急ぎ足でエレベーターで下に降りるふたりっ子。デパートの外に出た瞬間、追いついた二人組に薬品をかがされるとそのまま車に乗せられて連れ去られてしまったー！）
（わあ、ピンチです。駄文でもお付き合いくださる皆様に改めて感謝！さてはて今回の予測変換シリーズのお題の文字は「い」です。「如何せん」でした・・なんに？ではではお待ちしております☆彡）