ロッキー「サザエさ～～んは愉快だな～～」
ボン「アナゴさんか・・・？お前・・？」
ふたりっ子「（大爆笑）」
☆☆☆☆
～田口良刑事サイド～
（ロッキーからの報告を受けたボスは山さんと長さんで手分けして、ボンがこれまで手掛けた事件の資料を棚の中から見つけ出して、3人で手分けしてロッキーが電話で言っていた2人組の男を割り出すことにした）
山さん「なかなか見つかりませんなあ・・」
（集中力の切れかけた山さんが、煙草に火をつけて言う）
長さん「ふたりっ子も無事だといいんですがね・・・」
（ため息をつく長さん。そんなとき、一係の無線が鳴る）
ボス「俺だ、おう、殿下か」
殿下「ああ、ボス。島です。大丸の百貨店の食品売り場にいるんですが、食品売り場の女性に聞いたらふたりっ子らしい女性を見かけたという証言が得られました。やはり、尾行を巻くために食品売り場にいたようですね」
ボス「なるほどな・・・」
山さん「おい、長さん。これじゃないのか？ロッキーが言っていた二人組・・・」
長さん「おお！確かにロッキーが言っていたのと一致するな！ボス！」
（長さんがボスに過去の捜査資料を見せる）
ボス「島！今から言う住所に行ってくれないか」
殿下「ボス。それはボンにやらせたほうがいいと思います」
ボス「だったら今からあいつらと合流するんだ、それでお前はボンと一緒に行け、それで文句ないだろう」
殿下「わかりました、早速ボンと行きます！」
（ボスからの無線を切った島さんが今度はボンを呼び出す）
殿下「おい、ボン。俺だ、島だ。ふたりっ子の手がかりが分かったみたいなんだ。今から俺と合流するんだ」
ボン「え？ふたりっ子が？わかりました！すぐ行きます！」
～ふたりっ子サイド～
（ふたりっ子はボロトイレにいた。勿論、それは手錠を外すためだ。手錠のかかった両手を壁に打ち付けること20分。手が赤い傷まみれになってきた）
ふたりっ子「ったあ・・・」
（結局、ボンもロッキーも来ないじゃないか！こんなことになるんだったら自力で逃げた方が早い！そう思ったふたりっ子は、トイレの窓が僅かばかり隙間があるのに気が付いた）
ふたりっ子「ここからなら外に・・・」
犯人「そういうことだと思ったよ」
ふたりっ子「・・・・！」
（もう逃げれない。ふたりっ子はトイレの窓から庭に飛び降りた。脱兎のごとく、表に飛び出したふたりっ子はタクシーを拾うと、そのまま新宿方面にタクシーを向かわせた）
ふたりっ子「そのまま、新宿まで！」
運転手さん「後ろのタクシー、付けてますけど大丈夫なの？」
ふたりっ子「いいから！！」
（さてはて。佳境です。本日の予測変換シリーズは「き」です。作者は「キラーT細胞」でした。・・・なんじゃこりゃ。皆様の変換、お待ちしております☆彡）