早瀬婦警「田口さんの真似しても、無駄だよ！」
ロッキー「Σ(￣ロ￣lll)ｶﾞｰﾝ」
ボン&ふたりっ子「（手厳しいなあ・・・読者どう思ってるの？）」
☆☆☆☆
（婚姻届の自分の書く欄にペンを走らせるふたりっ子。全く不思議なものだ、こんな紙切れ1枚で夫婦になったり、別れることもできるのだから)
ふたりっ子「ん、書けた」
ボス「おーし。じゃあ俺が区役所に出しておく。これで晴れて夫婦だな」
（長さんが顔をくしゃくしゃにして喜んでいる。山さん、殿下、ゴリさん、ロッキー、アコ先輩・・・）
山さん「ボン！幸せにな！」
ボン「あでっ！！」
（そういって山さんはボンの背中を思いっきり叩く）
ロッキー「先輩方、おめでとうございます！」
殿下「よかったよかった！ふたりっ子、幸せにしてもらえよ！」
ふたりっ子「島さん・・・ありが・・」
長さん「花嫁が泣いちゃダメだろう、全く」
（そういう長さんは花嫁の父親みたいな顔をしている）
ボン「ふたりっ子！泣くのはもうそれまでだ！ぜーーーーったい幸せにする！」
ゴリさん「お、出ましたねえ、これはでっかく！ねえボス。今日はめでたい日ですし、ここは・・・」
ボス「なんだゴリ。俺を財布だと思ってんのか」
ゴリさん「いや、ち、違いますよお（滝汗）だーかーらあ、ここは未来ある二人のために今日はボスと俺とで・・・」
ボス「わかったわかった。お前と俺で金出すんなら文句ない」
アコ先輩「ふたりっ子ちゃん、田口さん、本当におめでとう。お幸せにね」
ボン「いや・・なんかこうもおめでとうばっか言われると照れくさいな」
ふたりっ子「何言ってるの、ボン。人生でそうそうこんなに祝ってもらえる機会なんてなかなかないよ？」
山さん「あーーふたりっ子の言う通りだぞ、ボン」
殿下「幸せをかみしめておくことだね、二人とも」
（いえ・・・もう十分幸せ、殿下）
ボス「じゃあ、今夜は飲み会でもするか。予約しておくぞ、いいな」
(そう言ってボスは電話の受話器を持ち上げる）
ボス「あーもしもし、ママか。うん、今日空いてる？そうなんだ、8時からだったら空いてるって？わかった、すまんな」
山さん「取れましたか」
ボス「美人のママがいる店で8時からだ。主役はボンとふたりっ子だからな。で、料金はゴリと俺が払う」
ゴリさん「はーいはい。わかりましたよっ」
（そして、お約束の夜8時。新宿の夜は長い。新宿の夜8時など、まだまだ宵の口にすぎない）
ボス「ママ、来たよ」
ママ「あら～藤堂さん、いらっしゃい」
（七曲署御一考はカウンター席に案内される）
ママ「お飲み物、なんになさいます？」
ボス「男陣はビールでいいな？」
殿方全員「「「はーい、ボス！！」」
山さん「ふたりっ子とアコは好きなものを頼みなさい」
ふたりっ子&アコ先輩「「はーい」」
ママ「電話で仰ってましたけど・・部下の方結婚なさるんですって？」
ボス「ああ。それで呑もうと思ってな」
ママ「いいじゃない、たまには」
ふたりっ子「あの、あたしジンジャーエールお願いします」
アコ先輩「じゃああたしカルアミルクで！」
（さあボス幹事の飲み会は始まったばかりよ～～作者幸せすぎて泣いてます、手が動かん！ああ～～今日の予測変換のお題は「た」です。作者は「蓼食う虫も好き好き」です。どこで使ったっけ。ではお待ちしております☆彡）