ボン「ふたりっ子の読んでる本見せてほしいだけなのにい」
ロッキー「先輩がしつこいんすよ、先輩だってふたりっ子に隠してることの一つや二つ・・・」
ボン「いーーや、俺は神に誓ってそんな隠し事はねえ！！」
☆☆☆☆
殿下&ゴリさん「「ボス、ただいま戻りま・・・」
（いつもと雰囲気が違うことに嫌でも気が付くお二方）
殿下「ふたりっ子、どうかしたのか」
ふたりっ子「もう、放っておいてください！！」
（ふたりっ子は泣きながら七曲署の屋上まで走っていく。殿下はボンを見つめた。ひげわんこことロッキーは居ても立っても居られない状態でふたりっ子の後を追う）
ボス「あーーロッキー。今は一人にしておいてやれ」
ロッキー「でも・・」
山さん「夫婦喧嘩だからな、他所の人間が首突っ込んだらお前まで火傷するぞ」
（山さんにまで言われた。ふたりっ子は奥上から空を見ていた。あれは・・いつだったか、期限を守らない人がカウンターで揉めているのをふたりっ子は偶然にも目撃してしまった。相手は多分、あの人じゃなかったと思う。でも、それは2か月も3か月も前の話だ。確か・・・なのに、こんなことでボンと喧嘩するなんて、馬鹿だ、ボンだって犯人探すのに必死なのに）
ふたりっ子「ボス！！」
ボス「（こいつ、ほんっとボンに似てきたなあ）なんだ、どうしたんだ今度は」
ふたりっ子「あたし、思い出したんです！」
山さん「ん？」
ボン「思い出したって何を？」
ふたりっ子「あたしの貸し出しカード出して」
ボン「お、おう」
ボス&山さん以外全員「「「（（なんだかんだ尻にしかれてやがる・・・））」」
ふたりっ子「カウンターで揉めてる人がいたの、思い出したの」
ボン「なんだって？」
山さん「いつのことかわかるか、ふたりっ子」
（ボンの匂いがする貸し出しカードを見て、2か月前の日にちを山さんとボンに見せる）
ふたりっ子「2か月ほど前だったと思うの・・・でもあの人じゃなかったように思う」
ボン「わかった、で、揉めていたっていう当人はどんなやつかわかるか」
ふたりっ子「後ろ姿しか見てないよ・・・でも長い髪をパーマあてていて、後ろで一つに縛っていた。あと牛乳瓶みたいな眼鏡」
山さん「行こう、ボン。折角の貴重な証言だ」
ボン「ふたりっ子、さっきはすまねえ」
ふたりっ子「・・・あたしこそごめん」
ゴリさん「いや～～帰ってきたときはびっくりしたけどまあなんだかんだ仲直りできてよかったよかった！」
ボス「おいゴリ。お前らちゃんと裏取りに行って来いよ」
ゴリさん「勿論ですボス！行こう殿下」
（さあラストスパートなるか？さあ今日の予測変換のお題は「さ」です。「佐々木譲」でした。ああ、好きな作家さんです。では皆さんの変換お待ちしております☆彡）