ふたりっ子「暑さも彼岸までと申しますがそろそろ涼しくなってきましたね」
ボン「俺の時期までじゃないの～～？」
ふたりっ子「おボンの時期だとカレンダー上秋ですからね～」
☆☆☆☆
（山さんとボンは再び図書館にいた。図書館カードを作る際に登録した個人名簿の写しを見せてもらうためだ。小柄で黒髪をひっつめにした館長が立ち会っている）
ボン「いねえなあ、ふたりっ子が言ってたやつ」
（山さんは目頭を揉みながらスーツから煙草のパッケージを取り出そうとした）
ボン「山さんアレ」
（壁には達筆な筆文字で「禁煙」と書かれてある）
山さん「ああ・・そうか、愛煙家には肩身が狭いな」
ボン「山さんこれ見てください！」
(ボンの手が止まる。山さんがボンのところへ駆け寄った）
山さん「これか・・・でもこの写真じゃふたりっ子の言ってたパーマネントヘアーじゃないな」
ボン「全く男のくせに、女みたいな髪してますね、ふざけた野郎ですよ」
山さん「ああ、すいません、長いことお引止めして。これお借りできませんか」
館長「でもー」
ボン「捜査に必要なんです、必ずお返しします！」
（ボンと山さんの説得でようやく名簿を図書館から名簿を借り出すと、図書館のそう広くない駐車場に出る）
山さん「ゴリさんか。今ボンと図書館なんだかなー」
ゴリさん「なんですって。わかりました、すぐ向かいます！」
殿下「山さん、なんだって？」
ゴリさん「犯人らしい男が図書館の名簿に登録されていたらしいんだ、急ごう！」
ロッキー「この近くなんですか？」
ゴリさん「ああ、そこの角のクリーニング屋の右まがったところだ」
（急げ！ゴリさん、殿下、ロッキー！）
（さあこれで無事捕まる？どうなる？さてはて今回の予測変換のお題は「の」です。「のり弁」でした。皆さんの変換お待ちしております☆彡）