敬意と感謝を払うとこが供養と信じます
こんばんは

動物実験については非常に難しい問題だと思います。
私も化粧品を使い始めた頃(19歳ごろ)から
動物実験を否定している化粧品⇒完全自然派のエステシャン
という流れをたどってきました。

最初の頃は化粧品だけでなく食品の類の
化学調味料や添加物などにも神経質になっていました。

年を重ね、また職業柄との兼ね合いでの勉強などで
いろいろと考え方、物の見方が変わってきました。

動物実験をしているのは
何も化粧品に限ってだけではありません。
医薬品等も動物実験をします。
またその後は治験といって人体での実験的なこともします。

化粧品もそうですね。
正式なメーカー・化粧品名を告げずに
Ａの化粧水・Ｂの化粧水・・・という形での
モニターはいわば、実際に発売前に行う最終改良と確認となります。

動物実験・・・と聞けば
すぐさま「かわいそう」「ひどい」という声が上がります。
ですが、動物にて毒性やまたは逆に効果をみなければ
そのまま市場に流れる事となります。
人体や人の肌にどういう結果をもたらすか
全くわからない物が販売されるという事もありますし
予想外の結果(アレルギーやかぶれ等)も知らずに
販売することとなります。
結果、たくさんの人達が肌に悩みを抱えたり
販売店が痛手を被ったりと
いろいろな問題が出てくるのは避けられません

ならば、毒性のない成分のみで化粧品を作ればよい！と
言う声が上がってきそうですが
元来使われているもので、毒性や配合に問題もないものは
正直言って使用感も悪く、効果も期待しにくい物となります。

いわゆる「自然化粧品」の類です。
アンチエイジングや美白(シミ)などの効果は
殆ど期待できません。
たぶんクレームになるか
＠Cosmeでも★１～２　良くて★３位の評価となるでしょう。
実際に動物実験をしていない化粧品のクチコミは
かなり悪い評価となっています。

少し長くなってしまいました。

動物実験、しないで済むならしないでほしい。
ですが、実験をされているメーカーの品を使うのであれば
私たちの代わりに体で安全を表してくれた動物に感謝の心で使えば
よいと思います。
少なからず、私はそうしました。

動物実験だけが可哀想なのではないんです。
私たちは魚も食べるし、肉も食べます。
豚や牛・鶏、魚類・貝類、、、みんな生き物です。
野菜だって命あるものです。
食べ物を残す。これの方がもっと可哀想なことだと思います。

私たちの生活の全てが何かの犠牲の上にしか成り立たない。
そのことを十分に知ったのであれば
罪悪感ではなく感謝と敬意を払っていく事の方が大切だと思います。

そして、その命の上にたった製品や食品などを
大切に扱う事、大切に使う事が何よりの供養だと感じます。

※　半ば宗教的に動物実験や添加物に異論を唱える化粧品会社の製品
　　から、ごく一般的に販売されている化粧品や製品に切り替える時
　　実際に私が感じ取ったことを綴らせて頂きました。

　　罪悪感を感謝と敬意に変えることが、何よりの供養だと信じて。。