動物実験

少し重い話かもしれません。

あるサイトのページで、
化粧品の製造過程の中で、
動物たちが実験に使われて
命を落としている事実を知りました。
それ自体はもちろん好ましくなく、
動物たちが可哀想で、出来るなら
そんなことはしてほしくはない。

そのページには、
どこのメーカーが動物実験をしていて
どこのメーカーが動物実験をしていないかが
事細かに書いてありました。

残念なことに、動物実験をしている
メーカーのほうが日本では需要が高く
名が知れているものばかりでした。

そしてそのページに寄せられた多数の
コメントを見ると、みな一様に
「もうあのメーカーは使わない」
「今まで〇〇を使っていたけど、次からは△△に切り替える」
と言っていました。

正直、少しびっくりしたんです。
私ならって考えてみたんですけど、
そりゃ動物実験は悪い。
上記にも書きました。ですが
誰しもひとつはあるだろう溺愛コスメが
仮に動物実験をしているメーカーの
ものだったら、私はやはりその事実を
知っても使うんじゃないかな、と。
罪悪感はあるでしょうが…

こんな風に思ってしまう私は
変ですか。反社会的な人間でしょうか。
皆さんの意見を聞かせてください。

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2012/1/27 12:27

コスメと動物実験
以前に動物実験に深く関わっておりましたので、その実態についてはそれなりに知っておりますし、感情論・倫理感だけで割り切れない部分も理解しているつもりです。

わたしたちは日々の生活で、食事という形で動植物の命を奪い、それによって生かされています。
皮革製の靴やバッグを一つも持っていない、という方も少ないでしょう。
でも、だからといって、命を犠牲にすることを無条件・無制限に容認はできない、というのは、人としてごく当たり前の倫理感だと思います。

では、その線引きをどこでするか?
これには多分、絶対的な正解はない、人それぞれ考え方が違うと思っています。

コスメに関する動物実験に話を絞りますと、現在使われている成分は、動物実験を経て認可されています。
全てのコスメは、いつかどこかの時点で動物実験がなされているんですね。
ですが、過去に認可された成分を使うのであれば、新たな動物実験は必要ありません。

中小のメーカーのみならず、アルソア、エイボン、エスティーローダー、オルラーヌ、カバーマーク、キスミー、クラランス、クリニーク、ゲラン、ちふれ、DHC、Drシーラボ、ブルジョワ、ボビーブラウン、MAC、マリークワント、レブロンといったメーカーでも動物実験をしていないのは、それでも魅力ある新製品を開発できる、ということなのでしょう。

また、EU(欧州連合)では2009年に化粧品関連の動物実験を基本的に禁止し、動物を使わない実験方法へ移行ました。
2013年には例外なく全面禁止になります。
EU外で動物実験した原料の使用も、EU外で動物実験して製造したコスメの販売も禁止です。
なので、ヨーロッパを市場として視野に入れているメーカーは、動物実験に頼っていては企業として成り立たなくなっています。

北欧やイスラエルにも同様の動きがあるようですので、今後コスメの動物実験はどんどん減っていくと思います。
そうなれば、溺愛コスメを使うことにジレンマを感じる状況もなくなるかと思います^^

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