はじめまして。つきごよみと申します。
布ナプキンについてご意見をお伺いしたくて投稿しました。

私は生理は軽いほうで、生理痛に悩まされたことはありません。
しかし、紙ナプキンだとかぶれてしまうため、タンポンを愛用してきました。
タンポンの使い勝手には満足していますが、
軽いため、「一日中取り替えるのを忘れてた……」
なんてことをしばしばやらかします(汗)。
不衛生ですし、トキシック・ショック症候群も心配です。

そこで、布ナプキンを併用することにしました。
家の中や軽い外出には布ナプキンを使い、長い外出にはタンポンを使っています。
洗濯はすべて手洗いで、セスキ・石鹸・ティートゥリーを使用。
今のところトラブルはありません。

と、この話を友人にしてみたところ(勧めたワケではありません・笑)
「でも、布ナプキンってなんかヤバいらしいよ?
血液感染とか水質汚濁とか、そんなのネットで見たよ」と、
とある医学関係の方の有名サイトを教えてくれました。

要旨をまとめますと、
1・(販売業者や普及サイトに対して)
「生理痛がなくなる」「軽くなる」「冷え改善」などの記述は、
薬事法上不適切ではないか。

2・「紙ナプキンには残留農薬やダイオキシンが含まれている」
「経皮毒の心配がある」などのオカルト的主張は不適切ではないか。

3・厳しい安全基準をクリアしている紙ナプキンに対して、
布ナプキンは「雑貨」の扱いである。
前者の安全性が高いことは明白である。

4・使用後、焼却処分される紙ナプキンに対して、
経血を消毒することなく大量に下水に流す布ナプキンの普及は、
血液媒介性感染症(肝炎、HIV、梅毒など)のリスク増大に繋がる。
家族に対しても感染リスクを高める。
現在健康であることが「正式に」確認されており、
定期的に血液検査を受けている人は問題ないが、
(※このサイトは布ナプキンを全否定しているわけではありません)
気づいていない人は沢山いると想像される。
ユーザーはそれを認知すべきであり、メーカー側も告知すべきである。

これに続けて、血液媒介性感染症の恐ろしさ、
塩素系漂白剤などを使った「安全な」洗い方などの記述があるのですが、
長くなるので割愛します。
(ちなみに塩素系漂白剤は乾くと「塩」になり、
身体に付着しても安全だそうです。勉強になりました)

1、2、3に関しては、私も全面的に同意です。
心理的に楽になり、結果的に「軽く感じられる」ことはあると思いますが、
それを「効用」であるかのように主張するのは適切でないと思います。

しかし、4については、どうなのでしょう。

布ナプキンを使用しなくても、かなりの経血が下水に流れていると思います。
ナプキンやタンポンを換えるときには、
ほとんどの人がティッシュで拭う(そしてトイレに流す)なり、
ビデで洗うなりしていると思いますし、
下着や衣服を汚す(そして洗濯する)失敗は、たいていの人が経験しているはずです。
用意がなく、ティッシュで急場を凌ぐ(そしてトイレに流す)こともあるでしょう。

もしも本当にそこまで危険ならば、
保健所は生理中の入浴に関して厳しい指導をすべきですし、
日本ほど潔癖な国民性ならば、
各家庭に「血液洗い専用」の下水ラインを
引くぐらいのことはするのではないでしょうか。

また、使い捨ての生理用品でも当然始末する人はいます。
家庭では本人がするでしょうが、公共の場では業者さんが、
お店では店員さんが、毎日「誰が使ったかわからない」生理用品に触れています。
第一、使って捨てるときだって、手袋をしてから汚物入れに触れる、
なんてことはしてませんよね?

基本的に本人しか触れない布ナプキンに対して、
使い捨ての生理用品のほうが感染症拡大のリスクが低いとは
私には到底思えないのです。

私は医療に関してはまったくのシロウトです。
間違っている部分もあるかもしれません。
しかし、まさに女性の「生理現象」である経血を必要以上に
「汚い」「危険」と見なすのは、どうなのでしょう。

ある掲示板では、この記述を読んだ男性が、
妻が布ナプキンを使うことや生理中に入浴をすることに耐えられないとし、
(奥さまが罹患しているかどうかは不明です。たぶんしてないでしょう)
女性蔑視ともとれるような発言をしていました。
これは極端な例かもしれませんが、一時期の「エイズ騒動」のような、
極端な差別が流行するのではないか、と危惧しています。

このことについて、みなさまはどう思いますか?