それですとファンデーションやコンシーラーという「顔料」が乗りませんよ。いきなり油分のスティックを塗ってもそれを上手くなじませる事が出来なければ結局ダマになります。
先日成人式で小鼻が赤いので他の箇所は活かしでポイントメイクしたお嬢さんがいました。
小鼻は赤くて毛穴もやや見えていましたが当方スキンケアしながらべースを直してポイントメイクをします。
そのお嬢さんは目の下に金箔をはっていましたので他はいじらずに小鼻を中心に眉間～小鼻から直径10㎝で調整。
　具体的に言うとコットンに敏感肌用の乳液を適量含み、クルクルと力を抜いてキメを整えていきます。
　そのお嬢さんは色白で赤みが強く出ていたのでその後は適したブラシで少量だけ白いプレスドパウダーでちょんと小鼻に粉を「置きに行く」こと。（私の場合は資生堂のアイカラー用。タグ付けしておきました。）
このような事が毎年想定できるので予めキメ細かくてかなりさらさらのアンプリチュードのプレスを用意しました。
　そのお嬢さんは安心して着付けに行かれ、着付けを終えて出てきました。
　バームは付けても馴染ませるのに皮膚温度と指先の温度が必要。
そしてファンデを塗ると皆さんは自己流なので恐らくはその時は乗っても崩れてくると思いますが・・・。
ご参考になればいいのですがプロならではの技なので理解できなかったら申し訳ないです。