ふたりっ子「ボン愛のテーマで泣いてたらドックとH.ボガードが慰めてくれました・・」
ゴリさん「アボガド野郎め！！かっこつけやがって！！」
☆☆☆☆
（そうなんんです、遭難中のロッキーゴリさん。冷たい風と吹き曝しの雪が髭に吹き付ける。おお、さむ。雪の中で大の男2人が雪だるまみたいに転がりかえっている様は何とも無様でしかしょうがない）
ロッキー「ああ！！」
ゴリさん「どうした、ロッキー」
（もはや声を出すのも億劫なゴリさん）
ロッキー「ないんですよ、先輩の警察手帳！」
ゴリさん「あきらめろ」
ロッキー「でもそんなこと言ったって、ふたりっ子さんにどやされる俺の身になってください！」
ゴリさん「この雪ん中、どうやって、探せっていうんだよ、ええ？あーーちべたっ！！」
（ロッキーの無線が鳴る）
ロッキー「はい、こちら岩城」
（遭難してるのよ、あんたたち）
殿下「無事か？さっき、ボンの嫁さんから電話あったぞ」
ロッキー「（どっきーーーーーーーん！！！）」
（殿下ああああ）
ロッキー「生きて・・ます。それより島さん、なんなんです？」
（ロッキーは携帯していた非常食の乾パンをゴリさんに渡す）
殿下「ボンがあぶない。二人とも、急いでそっちに向かってくれ。ボンと嫁さんだけじゃ危険な状況だ」
（殿下の言い方、ツボ）
ロッキー「一般のお客さんは避難させてるんですか」
殿下「ああ、その辺は問題ない。刑事の嫁がいるんだからな。とにかく、急いでくれ」
ロッキー「わかりました！遭難している場合じゃないですよ、ゴリさん！」
ゴリさん「そうなんだよ、ロッキー！」
（電話を切った殿下）
殿下「大丈夫かなあ、あのスキーできないコンビ・・俺が行ったほうがよかったかなあ」
（そんなころ、熊の湯ホテル）
ふたりっ子「まだかなあ、岩城さんたち」
運動靴「東京の人？」
ふたりっ子「うん・・うちの人の同僚」
運動靴「俺、見てくる！」
（待った待った。あんた「も」スキーできないだろうが）
ふたりっ子「待ってよ、あたしも行く！」
運動靴「でも、旦那さんにそこを動くなって言われてるんじゃ・・」
ふたりっ子「緊急事態でしょう？五代さん、案内してよ」
（しばし考え込む運動靴）
運動靴「わ・・わかったよ、もしかしたらもうここに来ているのかもしれない！」
（ＢＧＭ　今度こそ本当にドック刑事のテーマ　フリーウェイズ）
ふたりっ子「あ、あとね、救急箱！」
運動靴「わかった！」
（絶体絶命のボンと遭難中のゴリさんロッキーを助けられるのか！？今日は「さ」です。「サンテレビ」です。最近ここの局しか見てないな・・では皆さんの変換お待ちしております☆彡）