ふたりっ子「ボガード、ロッキーとけんかしたら広島のねーちゃん呼ぶよ？」
ボギー「あ、いやいや！！ねーちゃんには内緒！！」
ふたりっ子「ロッキーも田口先輩にいうから！」
ロッキー「Σ(￣ロ￣lll)！！！！」
☆☆☆☆
（ゴリさんとロッキーはそれぞれホテルの表と裏に回っていった。ふたりっ子と運動靴は雪原の中に取り残されていた）
ふたりっ子「ねえ～～五代さん、しっかりしてよ、あんたそれでよくインストラクターやってるね」
運動靴「・・・面目ない・・・お客さんに助けてもらうなんて・・」
ふたりっ子「ちょっと、小屋で休もうよ、五代さん」
運動靴「俺もう無理、歩けない～～」
ふたりっ子「それあたしのセリフ！！」
（俺が狙ってたカワイ子ちゃんに何してんだ、運動靴、距離近すぎだぞ。てめーはよ。刑事と一緒になってる俺の身にもなってみろっての。そんなヤブは遠目で運動靴とふたりっ子を見ていた）
ヤブ「・・・・・」
ボン「さあ、手城のキーだ」
（ボンは売人ともみ合ったせいか、口元にあざが出来ている。緊迫する時間が何分、何十分にも感じられる。ヤブはいい加減に疲れてきて、部屋の壁にもたれて目をつぶった。その瞬間だ）
ボン「やろお！！」
（ボンのこの悔しがる声がまたまた色っぽい・・・）
ヤブ「！！！？？？」
（売人が拳銃を発砲して逃げたのだ。そんなころ、ゴリさんロッキー）
ロッキー「ゴリさん、さっき銃声が！」
（ロッキーが走りながら無線でゴリさんに連絡する）
ゴリさん「ああ、聞こえた。ボンの野郎、丸腰じゃないのか？」
ロッキー「先輩の援護は俺がします、犯人の方を！」
（BGM　髭おじさんのテーマ　フリーウェイズ）
ロッキー「先輩！！」
ボン「俺なら平気だ、・・・っ、警察手帳、持ってきてくれた・・か？」
ロッキー「待ってください、って先輩！怪我だらけじゃないですか！」
ボン「いいから！！さっさと犯人追え！！」
（どこかに落としてしまってとは口が裂けてもいえないこの髭）
ロッキー「は、はい！！」
（そんなころ、ふたりっ子と運動靴）
ふたりっ子「あれ・・・なにこれ」
（雪の中に何か落ちているものを発見）
運動靴「これって・・」
ふたりっ子「うちの人の警察手帳！！」
（髭野郎め）
運動靴「（あの人、本当に刑事だったんだ・・）」
ふたりっ子「なあに？もしかしてまだ疑ってた？」
（ボンの警察手帳は雪の中に随分長い間埋まっていたらしく、かなり湿っぽい）
ふたりっ子「あとでドライヤー貸してね」
運動靴「あ・・ああ、うん」
（最近世良公則にドはまりしそうな作者です。宮内淳に叱られる～～～！！「どんなに浮気してもね、結局僕が一番いいって思うんだ、君は」って夢の中で言われました。はいそうですね。今日の変換は「か」です。「春日部」って・・・こりゃボギーだ！！皆さんの変換お待ちしております☆彡）