ふたりっ子「１６８回までカウントダウン・・・！」
☆☆☆☆
トシさん「まあ元気出せ、お前さんのせいで行方不明になったわけじゃないんだから」
（トシさんが言う。流石亀の甲より年の劫）
ふたりっ子「でも・・」
トシさん「そうしょげるなよ。ボギーだってそんなやわな男じゃないってことくらい、お前さんだってわかっているだろう？」
（トシさんがウインクしながら言う）
トシさん「ともかく、ボギーを探そう！それにボギーを誘拐した連中と例の手紙の主と何か手がかり出てくれば御の字だ！」
（クレスタをレンタルビデオ店の前に止めて店の中に入っていく）
ふたりっ子「あ・・ここ！」
トシさん「どうした、何か思いだしたか？」
ふたりっ子「前にボギーさんが行きたいって・・」
トシさん「じゃあ店員が顔を覚えているかもしれんな」
トシさん「ちょっとすいません、こういう者ですが」
（トシさんが警察手帳片手にボギーの白黒写真を出してアルバイト風の若者に聞き込みをしている。そんなころボギーはようやく目隠しを外されたものの、腕には手錠をかけられてままどこかのマンションに軟禁されていた）
ボギー「だせよ！！おい！！刑事を飼い殺しにしてっとな、枕高くして寝れねえぜ！！この野郎！！」
（しかしボギーがいくら叫んでもボギーの声がむなしくはね返ってくるだけだ）
ボギー「ふたりっ子・・俺・・どうなっちまうんだよ・・俺確か・・」
（ボギーは自分がここまで連れられてくるまでを思いだしてみた。トシさんと別れてふたりっ子と郵便局を当たってたんだよ、そう、そこまでは・・ボギーは自分のスーツのポケットの無線を探した。無線が無様に壊れている）
ふたりっ子「え！本当ですか！」
（ふたりっ子はボギー行きつけの広島郷土料理屋の女将に話を聞いていた）
女将「白のバンがね、うちの店の前通っていったの、それに・・」
ふたりっ子「それに？」
女将「なんだか車の中でもめてる感じだった」
ふたりっ子「ありがとう、女将！」
女将「春日部さんによろしく言っといてね！」
（そう、ボギーはこの店の常連なのだ。まさかボギーを探しているとは口が裂けても言えないふたりっ子）
トシさん「白のバンだな？」
（無言でうなずくふたりっ子）
ふたりっ子「岩城婦警に問い合わせます！」
トシさん「そうしてくれ！」
（ＢＧＭ　ドック刑事のテーマ）
（捜査が本格的！さてはて今日は「て」です。「手数料」でした。えらく現実的だな・・皆さんの変換お待ちしております☆彡）