スニーカー「寒暖差激しいね、ねえ作者！」
ふたりっ子「・・・・ジーンズシャツ刑事、その悩ましい逞しい腕なんとかしてくれません？？」
☆☆☆☆
（せまいアパートのキッチンでふたりっ子はジャガイモの皮をむいていた。スニーカーはバーボンを呷りながらプロレスを見ている）
スニーカー「なあ、今日何」
ふたりっ子「カレーにする」
スニーカー「ふーん、ラッキョウない？」
ふたりっ子「カレー用なんだけど」
（さてはてこの当時のテレビ事情を。このころ太陽にほえろ！の怨敵と言えばTBS「3年B組金八先生」だ。なので太陽にほえろ！も「打倒金八」が社訓のようになっていた。そのためにスコッチ役の沖雅也を投入し、若手の士気を高めるのに奔走していた）
スニーカー「なあちょっとだけ！！つまみに頂戴！」
ふたりっ子「しょうがないなあ～もう、カレーできるまで待っててよ？」
スニーカー「サンキュー、ふたりっ子！」
（いい音をたててラッキョウをかみ砕くスニーカー。そんなころー）
ドック「ねえ～～ゴリさん、スニーカーとふたりっ子っていい感じだと思いません？」
（詰め将棋をしながら当番中のドックとゴリさん）
ゴリさん「ん？？そうだよな～～」
ドック「でしょ！？ゴリさんだってそう思いません！？」
ゴリさん「ドック～～お前さんだってまだ若いんだからさっさと恋人の一人や二人、作んなさいよ、まったく」
（同時刻、五代家アパート）
スニーカー「へっくし！！！！」
ふたりっ子「何、風邪？」
スニーカー「・・・ドックとゴリさんが噂してる」
ふたりっ子「まっさか！カレーできたよ、食べよう」
スニーカー「おーーうまそう！頂きます！」
（カレーを次から次へと口の中にかきこむスニーカー）
ふたりっ子「・・・・ねえ、カレー飲み物じゃないんだけど」
スニーカー「うまいんだもん、このカレー。おかわり」
ふたりっ子「(食費・・・田口先輩よりエンゲル係数高そうだな・・）あ、そうそう、令子さんがさあ」
スニーカー「何？」
ふたりっ子「今度食事に来ないかって」
スニーカー「い・・岩城先輩んとこ！？」
ふたりっ子「そ、今妊娠してるでしょ、だからたまには・・・って。どうする？」
スニーカー「先輩何にも言わなかったぞ！？」
ふたりっ子「忘れてるのかな・・それでどうする？今週末にでもって」
スニーカー「そりゃ行く！行きますよ！」
（岩城先輩んとこに御呼ばれwさてはて今日は「し」です。「しかし」でした。珍しくまとも（？）な・・皆さんの変換お待ちしております☆彡）