この春大活躍しそうなパレットです！
56 purplr show、持ってますよ！
ジバンシイに目覚めたきっかけのようなパレットで、過去にクチコミもしていますが、おそらく2年以上経過しているので検索にかからなかったのですね。
さんざん使ったなあ、という思い出があります。

初心者からメイク好きまで末永く使える、とても使いやすいパレットですよ。
ベーシックでキレイ色、パール感のバランスもとてもよくて、誰でも簡単にメイクできるつくりです。

■締め色＋ミドルの2色を基本に
4/6/8（黒紺ブラウン--締め色）
1/5/9（ピンク紫水色--ミドルカラー）
この中から各1色つまんで、2セットで使うのが一番簡単。
どの組み合わせでもおかしくないと思います。
3クリームは眉下ハイライト、7シルバーは、まぶた中央のハイライトなどにお好みで。

隠れコンビとしては、2ベージュ＋8ブラウンで「超ベーシックなブラウンセット」というのもあります。
このブラウンセットに7シルバーを足す（または2ベージュと7シルバーを混ぜる）といきなりモード系です。
この場合、締め色は4黒や6紺でもかっこいいかも。
ベージュ＋シルバー＋ネイビーの組み合わせはきりっとした表情が出ますよ。
こういう組み合わせ、コフレドールの初期にありましたよね（3Dライティングアイズのシルバー）。

■今季おすすめのカラーを中心に
さて、ここからはせっかく新規に書くので「2012春仕様」です。
この9の水色、実はとても今季らしい色なのです。
ブルーに見えますが、明るいミントグリーン寄り。
この春多くのブランドが出しているアイコンカラーです。

グリーン系はきれいですがちょっと手ごわいので、混ぜて自分好みの色や質感を探してみましょう。
→7シルバーを混ぜればもっと冷たい透明パステルに
→3クリームを混ぜればミルキーパステルに
このグリーンを茶色と組ませるとジバンシイの新作（ブコリック）風。
黒や紺と組ませると今季のランコム風でしょうか。

■混色で遊びましょう
ここまで書けばわかったと思いますが、1/5/9同士を混ぜてもよいのです。
1/5/9同士は混ぜても濁らないので、そのままのきれいさで色だけが変わります。
5紫＋9水色は特におすすめ。
ミントグリーンの風合いが消えて、すーっとした空色のブルーができます。
グリーンに抵抗感があるなら、ぜひおすすめしたい混ぜ方。
同様に、1ピンク＋5紫で温かみのある色っぽいピンクも作れますよ。

■2色に飽きたら＋ベージュで
パステル＋締め色の２色使いがちょっと退屈だったら、2ベージュをアイホールのくぼみ、顔の外側（いわゆるアウターV、くの字ライン）に添えると深みが出ます。
このベージュは淡く見えますが、ちゃんと影になってくれるカラーですよ。

いっそ締め色をなしにして、1ピンク＋2ベージュをさらっと縦割りでヌーディ風にもできますね。
ディオールの出していたヌーディパレット（ロージータン/ロージーヌード）のような雰囲気の組み合わせ。
（1ピンクと5紫の混色ピンク）＋2ベージュの2色使いに、茶色で締めるとルナソルやマジーデコにありそうなエレガント系。

こういうわけで、いくらでもメイクパターンが展開できてしまいます。
どうしてこんなことができるのかな、とちょっと考えましたがバランスがいいのですね。
・明度を上げる明るい色がパステルとシマーで2色（3/7）
・超ベーシックな締め色が3色
・濁らない素直な透明パステルが3色
・ニュートラルベージュが1色（2）
このパレット、ベーシックで非常に遊びやすく、使いやすくなっている名作なのです。

今季トレンドのミントグリーンが入っているところがミソで、「いいもの譲ってもらいましたね！」と心から言えるものだと思います。
文中に出したブランドのイメージ写真などを眺めて「ふむふむ、どうやって塗ってるのかな」と参考にしてみてくださいね。