おばさんに特定の年齢は無い。
この話題に興味を持っている人って、わたしを含めてですけど決定的に「若い」人はいなさそうですよね。(わたしは27歳)

精神的な話ですけど、若さに執着しはじめた時点でおばさんでは？
っていうのがわたしの中の定義です。
ほんとうに若い頃は、湯水のように若さを浪費します。
若さなんて、貧しくて卑しい、早く大人になりたいと、16歳のわたしは思っていました。
が、数年前から、この肌のハリを維持したいとか、今のうちに若さを謳歌しようとか、若さを「有効運用したい」という考えが働くようになり、自分自身に「もう若くない」認定を下しました。

おばさんになったら、綺麗なおばさんか、綺麗じゃないおばさんに別れます。(それぞれの定義は、みなさんがおっしゃる通りと思います)
なのでどうせなら「綺麗なおばさん」を目指したいと思っていますが、あと数年で本格的に「おばさん」と呼ばれるであろうことそのものには一抹の寂しさはあるものの、あまり反発心がありません。
アンチエイジングに噛み付く気は全然ないけれど、どうせ老いは誰にでも訪れるし、老いても自分を好きでいられるよう生き方を充実させる方が、わたしの性格やライフスタイルと照会した場合、大切なように思っています。

それに、他の他もおっしゃってますが、年をとればとったで、美の基準を都合よく変更することができます(笑)
わたしは今の顔が一番好きです。女性の顔や体を見ても、最近は30歳前後の女性を「綺麗だぁ」と思うようになりました。
こんな自分を鈍感でご都合主義だとも思いますが、べつに実利的になる必要も無いので、自分の幸せのために、「綺麗なおばさんを目指す27歳のわたし」をお気楽に甘受しています。

そういえば具体的な変化として、10代～20代前半に頂く褒め言葉(お世辞も含め)は、おしなべて「綺麗」でしたが、最近はもっぱら「可愛い」です。
客観的に見た時の、「造詣としての美」は失われつつあるのかな、と、思います。

でも、ありきたりな意見で申し訳ありませんが、「30歳からはおばさん」とか、「●●歳からはおばさん」という考え方は、失礼ながらナンセンスだなと思います。
「女は30過ぎたら同級生」って桃井かおりも言ってたらしいし。
精神論で無く、実際的な「おばさん/おねえさん」の境目は、努力次第である程度変えられるものだと思いますよ。
実際、努力してらっしゃる女性は、皆さん若く見え、お綺麗だと思いますし。
なので容姿に実年齢をリンクさせて思い悩む必要は無いと思いますが、教養や見識だけは実年齢と比例してしかるべきものだと思いますので、わたし個人はそちらも気を抜かず努力したいです。
恥ずかしい話、教養にあまり自信が無いので・・・。