思い出になる前に
時間が経てばいつかは消えます。
でもそれが長いか短いかはその想いの深さだったりその人によりますよね。
誰かほかの人を好きになるかもしれない。
何が起こるかわかりません。

私は失恋したときはひたすら時間が経つのを待ちました。
恋愛のスイッチがあったらどんなに楽だろうって何度も思いました。
すぐに好きになれてすぐに嫌いになれたら人間関係が楽なのになって。
でもこういう複雑な想いって哺乳類独得、特に人間は感情の生き物ですからね。

私は失恋したとき、まず友達にひたすら愚痴ったり泣いたり思いをぶちまけます。
次に１人で海に行ったり買い物したり。
海で思い出を思い出して悲しみに浸ります。
この受け入れの段階こそが大事だって今は思えます。

そうするとでもこのままではいけない、前に進もうと思い始めます。
好きでもいい、私らしくいよう。
そう思うようになりました。

彼だけが男じゃないんだ、見返してやろう、幸せになろう。

今はまだ前向きになれないかもしれませんが、気持ちに従って喜怒哀楽を十分に出してくださいね。
そのショックや悲しみ、怒りや喜びを優しく受け入れられるようになればきっとドキドキではなく思い出に変わります。

この気持ちが思い出になる前に、色々思い出したり考えてみてもいいと思います。
時間がゆっくりですが癒してくれる。
そう信じて、気持ちを大事になさってくださいね。