赤毛のアンシリーズ
L.M.モンゴメリの「赤毛のアン」シリーズは、もうお読みになったでしょうか？
「赤毛のアン」はアニメなどで有名なので、児童書のように思われていますが、ちゃんとした小説でシリーズ８巻（プラス番外２巻）とかなり読み応えがありますが、内容が重いわけではないのでサクサク読む事ができます。

孤児だったアンの少女時代から、青春時代、結婚、出産とアンという女性の波瀾万丈な生涯のお話ですが、古き良き時代のカナダの女性の暮らしぶりや独特なしゃべり口調がとてもかわいらしく描かれていて、読んでいてとても女気分があがります。
思いやりに溢れたアンや周りの人達の生活ぶりを読んでいると、なんだかやさしい気持ちになれる作品なので、ぜひぜひおすすめしたいです。

それまで、けっこう固めな日本の純文学が好きで、川端康成や太宰治なんかばかり読んでいた私が、もう少し軽めに読めるものをと軽い気持ちで手に取り、とてもハマった本です。ちょうど18～20歳ごろでした・・・。
よろしかったら是非どうぞ。