説明が長いのではないでしょうか
長々と話す人は、結局何が言いたいの？と思われがちです。

どう思いますか？という質問は、あなたの個人的な感想や意見を聞かれているのですから、とりあえず「良い」と思うのか「良くない」と思うのか、結論を先に答えてから説明を付け足すようにしてみてはいかがでしょう。すると比較的伝わりやすくなります。例えば、野田首相についてどう思いますか？と聞かれたら、「個人的にはあんまり好きじゃないですねー。なぜかというと…」というように答えが返ってくれば、あーあんまり良く思ってないんだな、とすぐわかりますよね（笑）

また、私が、ここで回答を投稿する時はいつも、タイトルに結論を書いてしまうのもそのためです。私の文章って何だかごちゃごちゃしてわかりにくいよな、もっとすっきり書きたいな、といつも思っていますが、だからこそ少しでもわかりやすいように、結論を先に打ち出すようにしています。

難解＝大人、わかりやすい＝幼稚、ではありません。このような議論の時、よく赤川次郎さんの小説が例えとして挙がりますが、彼の文章はすごく読みやすく小学生にも人気がありますけど、別に子供向けなわけではありませんよね。大人にだって多くのファンがいます。人にわかりやすいと思わせるのは、実はすごく難しいテクニックなのです。

学習障害については、直接あなたに接したわけではないので何ともいえません。ただ、実は私は、数字や文字等に色を感じる『共感覚』というものを持っていますが、これが人にはない感覚だということはつい最近まで知りませんでした。本人にとってはそれが当たり前の世界で、別に例えば「6って白だよねー」とか（笑）、口に出して言うようなことでもないし、日常生活に支障があるわけでもないので、気付かないんですよね。このように、自分が当たり前だと思っていても、実は他人とは“ずれていた”、ということがなきにしもあらずです。教員になれば、逆にそういった『特別な子ども』をこちらが（本人や保護者よりも早く）気付いてフォローしていかなくてはならないのですから、もしもそのようなことに自信がなければ、専門機関に相談してみると良いでしょう。何もなければないで安心できますから。

教育とは、人を育てる素晴らしい仕事です。ぜひ立派な先生になって下さい。実習頑張って下さいね。