とにかく悲しむ！！
お付き合いの長さとは関係なく、やっぱり悲しいものは悲しいですよね


私も何度も何度も失恋しましたが(それこそ片手じゃ足りません)、今思えばどうやって立ち直ったのか正直不思議なくらいです。

大好きで別れたときも、すごくひどいことをされて「可愛さ余って憎さ百倍」くらいにキライになったときも、ずいぶん長い間…場合によっては年単位で辛かったですし、友達には「廊下で会うたび目に涙がたまってる」って言われるくらいでしたもの。


さて、どうやって立ち直ったのか改めて考えてみると、タイトルの通りです。正確には、悲しみに限らず「自分の感情に素直になり、表現する」…これに尽きます。

難しいことは考えずに、友達に延々語るなり、限定公開のブログにひたすら綴るなり、音楽を聴いてわんわん泣くなりするのが一番


失恋当初は悲しいだけで何もする気が起きなくても、そうやってちゃんと自分の感情をちょこちょこ出しながら毎日過ごしていると、ある日ふと鏡が目に入ったりして。

そうすると、悲しくてお手入れできてなかったボーボーの眉毛に

「なにこれ！？どうにかしなきゃ！！」

ってなる日が来ます。それこそ＠cosmeに登録していらっしゃるようなメイク好きな方なら、絶対に来ます


で、眉毛を整えて学校行くのに電車に乗っている間にまた涙が出てきたりするんですけど、その2週間後には街中で新作の服が目に留まり、久しぶりにショッピングに行く気になって…でもまた歩いてる途中に涙しちゃったりして…

私の場合は眉毛抜き、メイク、ショッピング、水泳、読書あたりからだんだん復活していったように思います。部活もサークルも水泳だったので、泳いでる間に思い出してゴーグルの中で涙を流していたこともありました。今となっては笑い話ですが、当時はそれくらい悲しかったですねー。

でもその繰り返しで、いつのまにか「悲しみに暮れている時間」と「フツウの時間」の割合が逆転していきます。本当にいつのまにか、という感じです。


だから今は何も手につかなくていいと思います。いつのまにか、意識しなくても手につくように、何かをするようになってきます


そういえば大学3年生くらいの頃、大失恋をして夜の0時～朝の5時くらいまで毎日のように電話をしてくる友達がいました。

「さびしいよー、うわあああああああん」
「この先あれ以上好きな人なんて絶対できない！！」
「もう誰とも付き合わない！！」

といった調子。

「この子は毎日こんな状態でちゃんと寝てないし、この先も本当に大丈夫なんだろうか…」と当時は心配しましたが、回を重ねるごとにかけてきた彼女の方が泣き疲れて眠ってしまう回数が増え、いつしか授業に笑顔で出てくるようになって、その数年後には別の人と結婚して今では素敵な旦那様と幸せに暮らしています

彼女が立ち直れたのは、やっぱり友達の誰かしらに悲しみをぶちまけていたから、ではないかと思います。その子もブログを書いていましたしね。思い返してみると、自分も同じようなものなのです。


さすがに深夜はオススメしませんが、友達にいっぱい聞いてもらって、心ゆくまで悲しめばいいと思います

そうしたら、いつか、いつの間にか…また誰かを好きになっているかもしれないですよ


ご参考までに