根気よく・・・
躑*躅さん、こんにちは。

お役に立てるかどうかわかりませんが、私の祖母の話をしますね。
祖母が私が鼻ぺちゃなのを心配し、毎晩、寝る前、私の鼻をつまんでくれました。
親指と人差し指でまず目の間をはさみ、そこから鼻先へ向かってつまんでゆくのです。
「べっぴんになりますように、神様にお願いいたします」と唱えながら…。
私もマジでべっぴんさんになりたかったので、鼻をつままれながら、念を込めて唱和しました。
だいたい、このペースですと、上から下に５か所つまむのを、４回ほど繰り返せます。
つまり、合計２０回つまむことになります。

これは５歳の頃にはすでに欠かせぬ習慣でしたから、祖母はおそらく私が赤ん坊の頃からひそかにやっていたと思われます。
そして、小学校６年生くらいまで続きました。
いや、もう恐るべき執念です（笑

で、どうなったか？
「べっぴんさん」になれたかは、ううむ～、微妙～なところですが、おかげさまで鼻だけは高くなりました。
「鼻のライン、きれいね」とたまに褒められたりします。

この方法はできれば、ごく幼いうちから始めるのがおすすめですが、鼻は軟骨で柔らかいので、大人になってからでも根気よく続ければ効果はあると思います。

そう言えば昔、テレビで北アフリカの“超美男部族”というのが紹介されました。
レポーターは桃井かおりさんでした。
その部族では、男子は美しくなければいけないと考えられており、お母さんは男の子が生まれると美男に育つよう、赤ん坊の頃から、息子の鼻を指でつまみ、顔のラインを両手のひらで優しく包むようにマッサージします。
そのせいか、その部族の男子は褐色の肌に彫りの深いヨーロッパ系の顔立ちの美男だらけ！
桃井さんは「うわ～、一人、ほしいなあ…」とつぶやき、テレビを見ていた私もウルトラ面食いなので「きゃー、この部落に行ってみたいわ！」と叫んだものです。

というわけで、私は“鼻つまみ美容法”侮れないと信じています。
ただ注意すべき点は、つまむ時の力の加減です。
くれぐれも強くしないよう、おだやかに、愛を込めて、つまみましょう。