腸が弱っている時は、繊維質なものを素材そのまま食べたり、油ものが不向きになります。
腸が弱っているときの食事には、加工精製度の高い、植物由来のものが向いています。
具体的に向いている食材・料理は、
ゆるめの羊羹、優しいお汁粉、絹ごし豆腐、湯葉、柔らかいオートミール、くたっとするほどよく煮込んだポトフ、などです。海老の頭など海鮮で出汁をとった澄まし汁もいいと思います。

逆に、避けたほうがよい食材は、
生や、歯ごたえが残るほどのセロリ、大根菜、原型肉のステーキをはじめとした、健常者でもよく噛んで食べないと消化不良や腹痛を起こしやすい食材です。

茶碗蒸しを作られる予定とのこと、三つ葉、かまぼこ、栗、しいたけ、鶏肉が定番の具材ですが、歯ごたえを残すほどの熱加減はあきらめて、下茹でしたほうがいいかもしれません。鶏肉は、原型肉よりも成型肉（スティックなどで売ってる加工肉）のほうが消化によいです。