面接のポイント
私自身、バイトの面接に携わっていたことがあります。

受けるからには絶対合格、採用となっていただきたいです。
かなり、細かいことまで触れるかもしれませんが、参考にしていただけたらと思います。

面接をする人間目線からで、いろいろと申し上げますね。

面接はいくら長くても30分以内です。
限られた時間で見るのは
・清潔感
・服装
・爪
・化粧
・髪型
・態度
・会話のやり取り
などです。

学生さんであれば、制服がいいという意見が多いですが・・・。
正直、学校の制服はどっちでもいいです。
むしろ私服のほうが、その人となりを判断するのに助かりますね。
働きやすい格好をしてくるかどうかを、重点的に見ますね。
フリフリのワンピースとか、短パン、キャミソールなどの露出系、ヒールの高い靴・・・などは、まずアウトです。

襟のついたシャツ、ブラウス。
今の時期ならポロシャツや地味なTシャツでもいいでしょう。
ボトムはフルレングスのパンツ(チノパン・ジーンズ可）、
もしくは地味なスカート。
靴はボトムがパンツであればきちんと靴下を履いてスニーカーなど。
スカートをはいてきたらヒールの低い、よく手入れされた革靴にパンスト。

「今から働けますか？」
と聞かれても
「はい、大丈夫です」
といえる格好が望ましいですね。
(実際にはすぐ働いてもらうことはありませんよ。当然ですが）

厚化粧や派手なネイル、盛りまくりのヘアスタイル。
一見して
「遊びに来たのか・・・？」
と思うような人は、話もそこそこに落としますね。
爪は短く切っているか、化粧は厚くないか。
これは面接官のチェックリストにも入っていますよ。

清潔感・・・というのは肝心ですね。

ついくせで、爪をかんだりする人がいますが、これもいけません。
髪の毛をいじるのも同様です。
座って話しているときは、手をひざの上においてください。

やる気のない態度はもってのほかですが。
本人は意識していないのに、
「やる気なさそう」
に見える態度に注意です。
貧乏ゆすりや、脚を組む（足首をクロスさせる癖がある人は注意）、そわそわと落ち着きなくキョロキョロ、背中が丸まっている(背筋は伸ばして、いすに浅く腰掛けましょう）・・・など。
ぶっきらぼうな口調や、面接官と目をまったく合わせないのもよくありませんね。

また、自信マンマンすぎるのも厳しい・・ことがあります。
まだやってもないうちから、仕事なんて簡単にできますよ・・・という態度の学生さんは、ほぼ例外なく落とします。
よほどのキャリアがない限り、自信ありすぎも問題なんですよね。
バイトにのぞむ態度としては、
「はじめてのことでわからないことばかりですが、頑張って早く仕事ができるようになりたいです」
これが100点です。

さて、一番重要なのが会話力ですが。
自分のことを「ウチ」「あたし」「○○(自分の名前」という人は良くないですね。
きちんと「わたし」
これは基本です。

「・・・っていうかぁ・・・」
「・・・な感じで・・・」
「・・・なんですけどぉ・・・」
というしゃべり方もいけません。
聞かれたことに関しては、はっきりと
(例）「勤務希望は週に３日です」
(例）「日曜・祝日は勤務できます」
(例）「テスト期間は休みをいただきたいです」
などと答えられるようにしてください。

緊張するでしょうが、うつむいたままや険しい表情はマイナスになります。
ぎごちなくてもいいので、笑顔を見せてください。

ついつい長くなってしまいましたが。
どうぞ、背筋を伸ばして頑張ってください。
ご健闘お祈りいたします。