ご自身のことを、しがない事務社員と書かれていますが、まだ手のかかる小さなお子様がいらっしゃるのに、事務職として立派に勤務されていること自体、私は凄いなって思いました。ご主人様の心ない発言からお察しするに、恐らく貴女様は育児休暇もそこそこに直ぐお子様を預けて働くことを余儀なくされたのではないかと拝察致します。その送迎も恐らくは貴女様お一人で毎日必死にこなしてこられたのだとお察し致します。それだけでも本当にリスペクトしかないです。雨の日も風の日も、朝から滝のように汗が流れ落ちる真夏も、真冬の身を切られるように凍えそうな雪の日も、毎日毎日、お子様方にご飯を食べさせ、着替えさせて、その上で自らも慌ただしく身支度を整えられて保育園にお子様を預け、職場に向かうという過酷なルーティンをこなされてきたのだと拝察します。普段からお子様のお世話を主にされているのはきっと貴女様なんですよね。怪我をしないように、風邪をひかないように、日々細心の注意を払いながら子育てすることがどれほど大変なことか…。会社で1日の大半を過ごされているであろうご主人様には到底理解できないご苦労だと思います。

私事で大変恐縮に存じますが、実はつい先日、高齢だった愛犬が亡くなりました。2年前くらいから徐々に弱ってきてはいたのですが、今年に入ってから、さらに衰えが顕著になり、4月以降立つこともできなくなり、5月の半ばには食べ物すら受け付けなくなって、それでも私は少しでも食べて欲しくて、持ち直して欲しくて、医療用の注射器を使って水分補給だったり、その子が大好きなチキン味の流動食を与えていたのですが、ああ食べてくれたと安心して目を離したほんの僅かな時間に急変して、気づいた時にはもう手遅れで…。抱き上げた腕の中で、愛犬は旅立ってしまいました。私が片時も離れずに見ていれば、もっと早く気づいてあげられたのに、助かったかもしれないのに…と、2週間以上経った今でも、その自問自答を幾度となく繰り返す日々を送っています。

愛犬を亡くした時にあらためて思ったのは、乳幼児をはじめとした小さなお子様のお世話で一瞬たりとも気を抜けないお母様方や保育士さん方の計り知れないご苦労です。まだ小さくて弱い命を守らなくてはならない重圧と、これから社会の一員となってゆく子供に人として大事なことを教えていかなくてはならない社会的な責務。私は、育児というものは、どんな仕事よりも尊くて大事な仕事だと思っています。その育児と事務職としてのお仕事を必死の想いで両立してこられた貴女様に向かって、自分のほうが稼ぎが良いとマウントをとるご主人様。命がけで大事なお子様を産み、会社でのお仕事と両立しながら、その小さな命を必死に守ってこられた貴女様に向かって、何という言い草なのだろうと思いました。実は私のパートナーもモラハラ気質で、毎日のように酷い言葉を浴びせてきます。『誰のお蔭で生活できてると思ってるんだ。』というのが口癖です。『○ね』と言われたことも何度もあり、酷い時には手を出されることもあって、そんな時はさすがに反撃しますが笑、先日ついに堪忍袋の緒が切れて、もらったジュエリー類、指輪も含めて全て売り払いました。記念日だけ優しくされても…という私なりのレジスタンスです。もっと若いうちに決断して離れていればと思ったこと何度もあります。全く敬意のないような人と一緒にいても、決して幸せにはなれません。夫婦喧嘩が酷いと、お子様の心にも悪影響を及ぼしかねません。私自身が10代の頃、まさにそうでした。

あまりにご主人様の言動が酷いようでしたら、将来的に離婚も視野に入れ、ご主人様にはわからないように少しずつ蓄えを作られて、着々と準備をされてゆくことをオススメします。何かそういったアクションを起こされるだけでも気持ち的に余裕が出て全然違ってきますよ。まずは小さなことからぜひ！そして御実家が頼れるようなら遠慮なく頼りましょう。きっと貴女様とお子様を守ってくださいます。ご主人様の思いやりの欠片もない理不尽な物言いに負けないでください。私も心の底から応援しています。