合成ポリマーを含まないものがポイント
はじめまして、こんにちは。
クレンジングを使わなくても落ちるメイク用品は、「合成ポリマー」を含まないもの、です。
合成ポリマーとは、ビニールを溶かしたようなものが原料で、ツルンと表面をコーティングしたり、皮脂・汗をはじいてメイク崩れを防いだり、ウォータープルーフ効果をもつメイク用品にはたっぷり入っています。
（これに対し、ノンケミカルな商品のウォータープルーフ効果は、油脂など合成ポリマー以外のもので皮脂・汗をはじくしくみですので、石鹸でも落とすことができます。）

ですから、一見の仕上がりや崩れにくさは便利ですが、肌を密封しすぎるため、肌本来の皮脂分泌力・皮脂膜の形成をじゃまし、また、合成ポリマーが剥がれ落ちるときには、必要なまだあるべき角質層までも一緒に剥がれてしまうため、乾燥肌の原因となります。
さらに、強いクレンジングでないと落ちないため、合成界面活性剤がたっぷり入ったクレンジングを使ってしまい、角質をごっそり奪ってしまいます。

よって、合成ポリマーなしのメイクでそろえると、石鹸ひとつで洗顔を済ませることができます♪

合成ポリマーなしのものは、いわゆる「ノンケミカル」というジャンルになるメーカーのメイク用品なら、基本的に合成ポリマーを配合しないのが前提となっています。ロゴナ、オーブリーオーガニクス、ヴェレダ、リマナチュラル、ナチュリピュラファイ、サンコート・・・など。

また、いわゆる「ノンケミカル」なメーカーでなくとも、俗にいう「ミネラルファンデーション」であれば、合成ポリマーを含んでいません。

何を使うにも「全成分」をチェックしてみると分かりやすいと思います。
ミネラルファンデの場合、成分構成がとてもシンプルで、たいていが「酸化チタン（カバー力を出すもの＆SPF効果ももつ）、酸化鉄（色のもととなる粉）、マイカ（キラキラ度を出す）」・・・など、この程度、たったこれだけしか配合されていません。

以前、洗顔・クレンジングについてこちらにコメントしてありますので、角質や肌本来の力を引き出すケアの参考になれば・・・と思います。
https://chieco.cosme.net/board/board_id/3920