気にしなくていいのではないかな
私の知人の娘さんは、国際結婚をしてお友達も外国の方が多いですが、
『日本人は不景気とか言いながら、ちっともモノを大事にしないね。セレブでもない人が、必要でもないブランドのバッグなんかを買いあさるし。有名ブランドからしたら良いカモだよね』
と皮肉を言われたそうです。
みんながみんな、そんなんじゃないわよ…って言い返したそうですが。

昔、バブルの時代なんてのがありました。
そのころ、海外旅行でブランドショップに並ぶ日本人女性は、外国の人からしたら、いい笑いものだったと言います。
いくらお金を持っていたところで、笑われるときは笑われるのですね。
でも、みんなそんなことは気にしてないんじゃないかな。

もっと昔だったら。
日本の芸能人が若いときにフランスに出かけ、シャネルの本店に行ったら、そこの人にはっきり言われたそうですよ。
『貴女にはまだ早い、もっと年を取って素敵な女性になってからおいでください』
とね。
お金を持っていても売ってもらえなかった。
という有名な話です。

デパートで子供を相手にしてくれない…
有名ブランドではなきにしもあらず。な話ではないですか？
まぁ、ここは日本のデパートだし、海外ではないのだから。
相手が中学生でも気持ちよく接客して、買ってもらえばいいのに…とは思います。

しかし、ブランドショップのプライドなんてものもあるのではないかな。
大人の女性を相手にゆっくりと時間をすごしていただき、いろいろ試したり、話したりしながらお買い物していただく。
お母様に連れられた大学生くらいの娘さんが
『お化粧を始めたいんだけど』
と言われたら、親子二代でありがとうございます…で、いろいろオススメしたり、メイクの仕方をレクチャーしたり。
…というのがブランド側の理想なのかも。

この不景気になにノンキなこと言ってんの…お金持ってる人にどんどん売ればいいじゃない。
ってな話ですけど。
それをしてしまったら、ブランドの値打ちがなくなる。
そう考える店員さんがいるのではないでしょうか。

欲しいものなら気にせず買う。
もしくはネットで買う。
それでいいのではないかな。
だって、これはレバニラさんにとっては『嬉しいご褒美』なのですから。

心配しなくても大学生くらいになったら、向こうのほうから声をかけてきますよ。
ほんの数年先のことです。