子供は父親ではなく母親の心理状態に一喜一憂する。
ある研究で出た結果です。
まさに当てはまるのではないでしょうか？？生きがいのない母を見て、生きがいが無くなっていく。

人間は一人では生きられません。これは色んな捉え方があると思いますが、心理的にも身体的にもそうです。
人は自分のためじゃなく人の為にと思うことでやる気や生きがいを感じます。お母様も生き甲斐がないと言いながらでも一生懸命働くのは誰の為でしょうか？子供達の為ではないでしょうか？

そして人間は自分の事ほどどうでも良いと考えがちです。
一食ぐらい食べなくてもいいや。おしゃれの為に薄着でもいいや。
夜ふかしして遊んでもいいや。早く死んでもいいや。
だから、自分以外の人間と暮らすんです。
自分よりも大事に思ってくれる人同士で暮らし、心配しあうんです。
こうしてバランスを取るんですよ。

この世で愛をお金という形に変えてくれるのは親だけですね。
人は言葉では伝えられない事を行動で示します。
お母様の行動を良く観察してみると答えが見つかるのではないでしょうか？

最後に子供はどれだけ成長しても親にとっては子供です。
自分で生活出来るのは大人でもそうです。では何故大人は一人で暮らさないのでしょうか？答えは上記です。
そして何にも変えられない親の宝物は子供です。
子供の成長を見ることで生きがいを感じられる。体の成長は、もう止まっているかもしれませんが、心の成長は永遠に続きます。
親にとって子供が子供と思えないくらいしっかりと社会貢献し、家庭にも貢献する姿が親を楽にさせます。
「楽になりたい」お母様のこの気持ちは生きている間に叶うんじゃないでしょうか？

出来ることからでいいんです。ゴミ出しを手伝うとか、晩御飯の後片付けを手伝うとか、玄関を掃除してみるとか、たったそれだけが時間に追われ落ち着きを忘れた主婦の心を癒すんです。
お母様に心の余裕を与えてあげて下さいね。