潮田七海さん
いじめをしてくるチームの子から、高校卒業までずっと逃げ通すつもりで
いるのなら、潮田七海さんのおっしゃる通りで良いかと思います。

私は、ｋｕｒｏｒｏさんの「いじめ？みたいなの」という表現の仕方から、
大津のいじめのように、
「それってもういじめじゃないじゃん、傷害罪じゃん」
というレベルにまでは発展していないものと見てお話をしています。
（詳細が書かれていないので、実際のところは分かりませんが）
殴る蹴るなどの暴行を受けていたりするのならば、それはもちろん、
命の方が大事なんだから、登校拒否でも何でもいいじゃない！と思いますが。

悲しいことですが、こういう、たかが「バレーが下手」みたいな些細な事でも、
いじめに発展するケースって、少なくないですよね。
会社とは違って、学校はみんな子供ですから。
いじめを受ける側は、いじめに大も小もなく辛いと思いますが、
私なら、卒業までずっとビクビク逃げたり、申し訳ないとも思っていないのに、
申し訳なさそうにしてやり過ごす方が、学校生活全体がつまらない物に
なってしまうと思うんですよね。
子供にとっては、「学校が今の自分の世界の全て」と言ってもいいと思うので、
そこでいじめっ子の存在を気にしながら過ごすって嫌じゃないですか？
同じ学校である限り接触は避けようがないですしね…。

それなら、大きないじめに発展する前に、関係修復が可能な内に、
こちらから歩み寄ってしまうのも手だと思うんですね。
「バレーのコツを教えて」は、そのきっかけの一つです。
教えてもらってまわりに迷惑がかからない程度までには出来るようにならなければ
いけないほどバレーが重要なのか、という視点でのお話ではないです。
いじめっ子に自ら話しかけるのは嫌でしょうし、
まぁそもそも断られるかも知れませんが、
上手く行けば、教えてもらって一緒に練習したりして、
自分を分かってもらう機会にはなると思います。

私は小学校5年生の2学期に、転校しました。
新しい小学校では、私以外は全員、5年と1学期の月日を
共に過ごした絆があるワケで、そんな中に放り込まれたので、
それはそれはまーーーいろんな事がありました。
リーダー格の女子に呼び出されて、面と向かって「クラスの邪魔」と言われたり、
何かある度に、よそ者どーのこーのとグチグチ言われたり、
上履きだ体操着だ隠されたりしました。

でも私は、引っ越したばかりで本当に近くに友達が1人もいない状況だった事も
あり、とにかく早くみんなと仲良くなって友達を作らなくちゃと思って、
どんどん歩み寄って仲良くなったので、卒業までの1年半の間、
楽しく過ごす事が出来ました。
私をよそ者扱いしてた子達も、なぜ最初私の事が気に入らなかったのか
話してくれましたし（えーｗそんな理由？ｗｗみたいな事でしたがｗ）、
「あの時はごめんね」なんて笑い話になっていたり。
あの時怯んでビクビクしていたら、
きっとつまらなかっただろうなと思うんですよ。

ただ、適当かわし戦法でも、歩み寄り戦法でも、
結局は相手の受け取り方次第という事になってしまいますので、
難しいところですね。
どちらにせよ、ｋｕｒｏｒｏさんがビクビクせず楽しく過ごせるように
なってほしいですね。