「オレンジ苦手」克服への道
■オレンジ大好き、からダメ出しをくらうまで
わたしは若いころ、好きな色は？といわれたら
「オレンジ・カーキ・黒！」という感じでした。
似合う似合わないはさておき、今でも小物や文具などでオレンジの生きたデザインにはついつい惹かれてしまいます。

これが服やメイクとなると、なんだか年を重ねるにつれて「？」ということが増えてきて、パーソナルカラーのサロンに診断をうけにいったら、まさかまさかのブルーベース・夏タイプ！
これはショックでした。主観で好きな色はだいたいイエローベース・秋さんタイプのカラーで、夏タイプに入るような色はあまり使っていなかったので……。
最近ではいろいろ自分なりに研究して、「甘くないクールカラーのメイクやファッション」ができるようになってきましたが、やはり最初は戸惑いました。

■苦手克服の道のりと、オススメアイテム
「オレンジ苦手」にも何パターンかあるので、即ブルーベースと決め付けるのは早すぎる気がしますが、コーラル・オレンジ苦手派にとって試金石になりそうなのがキャンメイクです。
安いので、とりあえずこれらを試してみて、自分に合いやすいオレンジの傾向をつかむ、ということができると思います。

○パウダーチークスPW25　シュガーオレンジ
いわゆるシャーベットオレンジです。濁りがなくて、ぱきっと冴えたビビッド＆クリアな色合い。とても強いオレンジですが、透明感のある発色です。この色が合う方は、中間色のオレンジではなく、ビビッド＆クリアな色を探すと合いやすいはず。
わたしはこのオレンジだとちょっと顔色が押されて負けてしまいます。
主観だけの好みで言うと大好きな色なのですが！

○クリームチーク　12　マシュマロオレンジ
高明度の白オレンジ、ピンクっぽさの少ない色。ミルキーパステルです。これ、公式サイトによると在庫限りになってしまうようなので、まだ店頭に残っていればぜひ。
○パウダーチークスPW05　ピンクオレンジ
ピンクとオレンジの混ざった、白っぽいコーラルです。
わたしが合うのはこの２色で、あまり彩度の高すぎない高明度コーラル～白オレンジなら合う、ということらしいです。

特徴の明確なカラーを挙げましたが、キャンメイクにはオレンジのバリエーションが豊富なので、「この色がいけた、これはダメだった、じゃあ次は絞り込んでこの傾向の色を」というテストに使えると思います。

あと、掘り出し物だったのが
○レブロン　ジャスト ビトゥン キサブル バーム ステイン　　035　チャーム
これも白オレンジですが、濁りがないパステルカラーなので、ピンクと混色すると「自分に合うコーラル」が作れます。国内未発売のラベンダーピンクと混色した画像を挙げますのでぜひ参考に！

○MAC　パウダーブラッシュ　フルオブジョイ
これは白っぽいラベンダーカラーですが、メインのチークとして使うだけでなく、コーラルやオレンジチークの下地に使うと色沈みせずこなせます。NARSのセックスアピール（白オレンジ）は「うーん、イマイチ」という感じだったのですが、フルオブジョイとのあわせ技なら使えるということが判明。

口コミのほうでこっそりと「ブルベ苦手色の克服」というタグづけをやっていて、オレンジ～ベージュチークのレビューもいくつか書いているので、よかったらのぞいてくださいね。

オマケ：メイクには難しいですが、今はレモンイエローのファッションアイテムが楽しくてたまりません。白っぽいライトグレーに蛍光がかったレモンイエローやライムカラーのさし色、というスタイル。
シアーな素材で今季のような冴えた色合いのネオン系ならイエローもいけるじゃないか！と気づいて、またひとつ「苦手色の克服」ができた気がします。