コスメの先に化学あり
ファンデーション

って、私は

絵を描くキャンバス

と思っています。
だから、
土台というか素材がいいと
メイクも映えるし、
それゆえに、

ファンデーション

がバシッとその人に合ってると
私には、
とてもメイク上手に見えて羨ましいです。

そこで

すごくファンデーションの成分や
各社の製造工程に
興味をもつようになりました。

私達、女子は

「夕方になると、黄ぐすみするぅ！」

と言うとツーカーで、
どんな状態か分かり合えますよね。
(でも、
メイクをしない男性にはピンと来ない
不思議な現象…)

実は
これは、不思議現象ではなく

ファンデーションは、
色素
酸化鉄などで
混ぜ混ぜして作られており、

皮脂などで
時間の経過とともに

どうしても変化してしまう
性質のもの。

例えば、
店頭で
手のひらなどに
どんなに白浮きする
下地なり
ファンデーションなりを
塗ってみても、
そのまま
店内をチョロチョロしていると、

あんなに白かった
あちらこちらのお試し塗りが、
全て
同色になり
手のひらの地肌と同じ色へと
なじみ、
皮膚の色と同化したみたいになってしまいます。

例えば、

ビー玉に
色素を着けて、
ぬるま湯を
そっと
かけると

ビー玉が
露出して
色素が
流れ落ちます。

ファンデーションを構成する
色素に
皮膚の上で、
時間の経過とともに
皮脂などで
変化が起こる。

ファンデーションの箱には
成分表示がありますが、
酸化鉄は
酸化した鉄
(と言っても、
お肌に有害という意味でなく、
天然のもの)。

夕方ごろの色素変化に
対しては、

「ファンデーション」君ひとりに
戦わせるのではなく、

「下地」君の力を借りて、
ミルフィーユのように
薄いながらも層にして
「下地」君の底力で、
くすみに対して下から
支えてもらう。

下地
(薄紫や
黄緑や
水色や
白色や
クリーム色)を
塗ることにより、

ちょうど
(ジョリジョリっと開ける)マジックテープ
の仕組みのように
下地＋ファンデーション
がタッグを組んで

崩れにくく、
色素変化を下支え
してくれる。

私なりに
そうイメージしています。

対策としては、

自然光
蛍光灯
白熱灯などの
光の下で
自分が納得できる色
の仕上がりの

下地＋ファンデーション
にして、

時間経過(夕方？)

お直しは、
おしろい(プレストパウダー)を
はたく程度

もしくは
ファンデーションを
ふんわり程度

が美しいかなと思います。

ちなみに
松田聖子さんや大地真央さん
を手がけるメイクで有名な
嶋田ちあきさんは

下地で整え、
ファンデーションは、
首より
ワントーン暗い色が自然。
あとはハイライトが肝だと
提唱されていました。

あまり白浮きしても、

昭和の
おばさまメイク

になるので、

平成の
鮮度のあるメイクでは、

能面みたいなのっぺり白塗りよりも
立体的に工夫したい

と個人的には
ファンデーションの色味も

下地(明るめ)＋ファンデーション(暗め)

で今どき風な3D感
を研究中です。

つきつめると、
ファンデーションなどの

コスメや美容は化学(科学)
の世界になるのですよね

夕方になると黄ぐすみするぅ！対策を
研究できるのも
女子ならではの
楽しみなのかもしれませんね(^_^)(^_^)ノ