今流行りのグラデーションアイカラー、使用頻度に合わせた粉の配分がしてあるものは親切なんですが、流行の廃った古いシャドウや、買ってみたけどお蔵入りしたアイシャドウ、何とか活用したいと思いました。

まず、小さなクリーム容器。100均とかで売ってるので十分ですが、そこに使わなくなったアイシャドウの粉を削り落とします。次に少しとろみのある化粧水を5～6滴。それだけ。あとは混ぜ混ぜして絵を描く時の筆、私は面相筆が沢山余っていたのでそれを柄を短く切って使っています。

締め色の濃い茶や黒を削って全部使います。ラメが入っててもOK。逆にラメがあった方が色っぽくなります。持ちも良いです。化粧水で溶いただけだから落ちるかな???と思いましたが、市販のフィルムタイプのようにバッチリとはつかないけど、濃淡が塗り重ねで調整出来ます。筆の腰を使って幅広に描くと薄く付くけど自然なアイラインになります。濃く入れたい時は上から何度も重ねるとキリッとしたラインに。絵を描く筆でも日本画向けの良い筆なので、滲みもしないし跳ね上げもとても美しく書けました。毎回水で洗わなくても良いです。次に使う時に溶液につければ穂先はすぐ戻るので。

ただ、持ち運びはお勧めしませんので、完全家置きタイプです。

筆ペン型アイライナーも使い終わったら捨てないで、墨抜きして取っておくと良いと思います。こういうので使えます。

今、この自作水溶きアイライナーが気に入ってしまって、締め色だけじゃなくて、もう捨てようと思っていたブルーや深緑やオレンジの物も別に水溶きしてあります。オレンジはブラウン系アイシャドウの時に二重にさっと描くと次に乗せるメインカラーのベージュやブラウンを引き立たせてくれます。

使い切れず、アイシャドウがごろごろ溜まっている方は一度お試し下さい。