学校以外の世界を！
こんにちは。
おばさんのうちに、今２１歳になる娘がいます。
気持ちが分かるような気がするので、ちょっとお話をさせて下さいね。

私達は転勤の多い生活をしていたので、子供達は幼稚園は２つ、小学校は３つ変わりました。社交的でお調子者の下の息子は、どこにいてもすぐに友達が出来て人気者になるのですが、上の娘はプライドが高く自意識も強いので、新しい環境に馴染むのに時間がかかり、また、トラブルに巻き込まれることも多くありました。
そんな性格を否定することなく、見守りつつも、トラブルの際は親として対応していきました。

小学校になってから、日本中繋がっていられるガールスカウトに入れ、親子で通い、様々な活動をし、集会や合宿に行ったりしました。そこで多くの、違う学年、学校の友達を作ったことで、幅広くものごとを見る余裕が生まれ、自分のこと、学校の友達のことを客観的に考えられるようになっていきました。それによって、気持ちに余裕が出来て、学校生活もスムーズに過ごせるようになっていったんです。
中学、高校では、自分の好きなことに熱中し、学校意外の友達を持つことが精神の均衡を保つのに良かったようです。

貴女にとって、学校は生活の全てのように感じるかも知れません。
でも、少し外に目を向けると、果てしなく世界は広がっていて、その中の小さな集合体に自分が属しているのが見えてくるでしょう。
外に逃げるのではないけれど、ちょっと視点を変えることが出来るようになると、毎日の学校での気持ちも楽になりますよ。
そして、何か好きなこと、熱中できることを見つけて、学校とは違う人間関係を持つことは、自分を成長させてくれます。
でも、それはネットの社会ではなく、現実の人間関係で作って欲しいです。習い事や塾でもいいです、現実のひととの接触の中で経験値を高めることで、自分にも自信が持てて結果として学校で活発に過ごせるようになると思いますよ。

まずは、外に向かって行動してみることです。
中学３年生だと、高校受験でしょうか。でしたら、塾などはいろんな学校のひとが来ているから、いいかも知れませんね。中高一貫でしたら、何かやってみたいことを習いに行ってみるのもいいかもです。

外の世界を持つことで、学校も楽しくなるのは、おばさんの娘の経験上のお話です。
参考になれば幸いです。