成分:カルミンについて

先日どこかのクチコミでカルミンはタール色素より
危ないというのを見ました。
私は最近やっとBHTやTEA,タール色素,パラベンなどの事を
わかってきたのですがカルミンの事は初耳でした。
どなたかカルミンについて知っている方はいらっしゃいますか?
良かったらカルミンについて教えて下さい。

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2010/2/11 11:57

はるヵさんこんにちは!

色々勉強していらっしゃいますね^^
ちょっとマニアックになりつつあるかな?(笑)

基本的な情報については、既に回答がある通りです。
確かにイメージは悪いですが、何ら心配する必要はありませんよ^^
むしろ「タール色素より危ない」なんてクチコミの方が「危ない」です。

質問内容から逸れますが、宜しいですか?

この手の情報は、ある個人や団体が誤ったデータや誤った解釈に基づいて広めていることが多いのです。

例として、カルミン酸の化粧品におけるデータを私は持っていないので、食品に使う際の話をしましょう。

急性毒性についてのデータがあります。

LD50 8.9g/kg(マウス、経口)

これは、体重1kgあたり8.9gの分量で、口から一度にカルミン酸を摂ると、50%(つまり半数)のマウスが死んでしまいます。という意味です。マウスの体重は500g程度ですから、カルミン酸を5g程で大変!です。

で、人間なら体重50kgとして約450g程度…
う~ん、こんなに食べる人はいませんよね^^;
それより食塩は50g程度で死んでしまうそうですから、よっぽど「危ない」です。

他に、LD50 340mg/kg(マウス、経口)
これはもっと「危ない」リボフラビンという物質です。
別名は、ビタミンB2です(笑)

タール色素も出さないとね。
最もよく食品に使われていると言われる「食用黄色4号」
LD50 12.8g/kg(マウス、経口)
なるほど、確かにカルミン酸の方が「危ない」です^^;

大抵は、このような短絡的な論理展開で騒がれているものです。何故こんな馬鹿げた情報が出回るかというと「悪い情報ほどネタになる」つまり「売れる」からです。

はるヵさんは、まだ色々と情報を集めて学んでいる段階だと思います。でも、巷には間違った情報が、さも正しそうな顔をして出回っているのです。大人ですら簡単に騙されてしまいます。しかも真偽は、一般消費者が生半可に追究できるものではありません。

化粧品に使われているBHTやパラベンなども、様々な試験を経て「この使い方なら安全」と認められた成分です。アレルギー同様に、人によってはかぶれるたりすることもあるでしょうが、でもそうでない人には全く問題なく使えるものです。不正確な情報で右往左往せず、自分の肌の感覚を研ぎ澄ませて、合わないものだけ排除していく姿勢が大事です。「煽り」に惑わされず、お互い頑張っていきましょうね!^^

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