｢ノンケミカルでないもの｣でいえば
ミリスチン酸ポリグリセリル－１０
カプリン酸ポリグリセリル－３
セスキイソステアリン酸ソルビタン
は合成界面活性剤ですが、こちらの商品は乳液でしょうか？
乳液やクリームなどの水と油がまざっているのものには乳化剤として合成界面活性剤が必ず必要なものなので、合成界面活性剤は避けられないですよ。

イソステアリン酸エチル
ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル
これも｢エステルオイル｣といって、植物油脂を模して脂肪酸と高級アルコール(高級は高価なという意味でもなければ、アルコールもいわゆるアルコールとは違います、オイルの1種だとおもってください)を化学合成してつくったオイルです。

水添ナタネ油アルコール
酸化しやすいナタネ油に水素を人工的に添加することで安定性を高めたものから得られる高級アルコールです。
ちなみにスクワランも酸化しやすい｢スクワレン｣に水素を添加することで安定性を高めたものですが、人の肌などにも体の水分とスクワレンが結び付くことでスクワランとして5%ほど存在します。


ちなみに｢ノンケミカルなもの｣であるオリーブ果実油は毛穴を荒らす脂肪酸である｢オレイン酸｣が多く含まれています。ニキビのエサになりやすいです。


ケミカルなものにあげたものですが
・合成界面活性剤
→水と油を混ぜるのに絶対必要
・合成されたオイル・高級アルコール
→植物油脂よりも酸化安定性がある
ですので、人工的なもの・ケミカルなもの=肌に悪いは成り立たないです。

ご自身でどれがどういった作用をする成分なのかわからないのであれば、特別ノンケミカルにこだわることも成分を気にされる必要もないと思います。