何やらお辛い思いをしていらっしゃるご様子ですね。
あくまでも個人的な意見としてお読みください。

よく「自己肯定感」を「自分を素敵でできる人だと思うこと」だと解釈している人がいますが、実際は違います。
「ダメな自分かもしれないけど、ここに存在していてもいいんだと思うこと」が自己肯定感です。
「完璧主義をやめたい」とおっしゃっていますが、まずこれが自己を否定している状態なんです。「完璧主義な自分だけど存在してていい」と思える状態が好ましいわけですね。

では、なぜ自己否定してしまうのか。それは自分を見つめるときに「良い」「悪い」という価値観を持ち出してしまうからだと思います。
一度「良い」「悪い」という価値観から離れましょう。「完璧主義な自分」も「自分のことを真剣に悩んで変えたい自分」も、確かにあなたの中に住んでいるあなたの一人です。住んでいることに良いも悪いもありません。ただ、そこにいるだけです。
心の中にどんな住人がいても悪ではありません。
「自分の許せないところ嫌いなところをどう許しているか」とおっしゃっていますが、許さなくていいんです。「完璧主義な自分」も「完璧主義な自分を許せない自分」も、どちらも自分のなかに存在していることを認めるだけでいいのだと思います。