今すぐ隠したい＜鼻＞の毛穴に！プロが教える★毛穴レス肌を作るベースメイク【2020年版】

プロの厳しい審美眼で選んだ長井かおりさんおすすめのアイテムと、今すぐトライできる目からウロコのテクニックをご紹介。ちょっとした意識で、毛穴レス肌に近づけるその極意を伝授していただきました。

ただ何となくスキンケアをしているだけでは、毛穴悩みは解消されません。日々のちょっとしたスキンケアのルーティンを変えるだけで、理想の毛穴レス肌に！ 3つのポイントをチェックしよう。

1．オイルで角栓をゆるめる

「クレンジングオイルや美容オイルを使って、メイク落としのときやお風呂の中で、小鼻のザラつきや角栓の部位だけをマッサージしましょう。はがしたり、こすったりする即効的なケアとはまた違う長期的なアプローチです。定期的なケアで毛穴をゆるめていく地道な行為ですが、毛穴汚れがすっきりします」

2．洗顔は手つきと順番が重要

「洗顔の一番はじめは、Tゾーン、小鼻まわりなど毛穴のザラつきからスタートするのがいいでしょう。まずは指の腹で細かく小鼻の汚れをとり、指先でクルクルと小刻みに洗って。最初に皮脂の多いところから始め、次に乾燥のしやすい頬をやさしく手の平で洗い上げましょう。」

3．肌表面の「湿度」に差を出すスキンケアを

「顔全体をしっかり保湿したあとに、さっぱりした皮脂吸着系の収れん化粧水をコットンにつけて、最後に小鼻の皮脂をふき取りましょう。夜にそのケアをしておくと、翌朝の小鼻まわりのヌルヌルも減っています。メイクの前も、同じスキンケアをしておくとメイク崩れしにくくなります。ひと手間かけて、スキンケアで肌表面の湿度に差を出すことが大事。」

「角栓、毛穴のザラつきをとるのに酵素洗顔は有効！ 定期的に使用法を守りながら週1〜2回使うといいでしょう。ファンケルの黒の酵素洗顔は、炭・吸着泥の効果で洗い上がりがさっぱりしていて、キュッと肌が引き締まります。ざらざらの小鼻の毛穴が一度ですっきりしますよ。」

「顔全体に使える、肌にやさしいジェルタイプのスクラブ。韓国発のヴィーガンコスメとしても注目しています。刺激が強すぎず、ピーリング、ゴマージュが苦手な方にもぴったり！」

「小鼻のザラつきはもちろん、顔全体に使える泥マスクでおうち美容にもぴったり。ブランドのサステナブルな取り組みにも共感しています。使い終わった瓶は、キャンドルフォルダーや小物入れに使えますよ。」

「肌に負担となる添加物不使用で、敏感肌の方も使いやすいクリーミーなミネラルクレイ。洗いあがりの爽快感が気持ちいい！」

「まるで美容液のようなふき取り化粧水。肌のザラついている部分にコットンに含ませてパッティングしたり、押し込んだりして部分的に使うのもおすすめです。メイク前に、小鼻まわりなどをコットンでパッティングすると、肌のオイリーな部分が崩れにくくなります。」

「石鹸で落とせる部分用化粧下地。毛穴の凹凸を埋めて肌表面を滑らかにしてくれます。肌にやさしいコスメを選びたい方は、肌にやさしいミネラルコスメや石鹸で落ちるような、毛穴埋め下地がおすすめ。淡いミントグリーンで赤味を打ち消してくれるので、コントロールカラーやハイライトにも。」

「毛穴ケアをしてくれるスティック状の化粧下地。カバーしたい毛穴にピンポイントで塗りやすい！ ポーチインできるミニサイズなのもうれしいポイントです。」

「毛穴専用の美容液兼下地。スムース系のクリームで、サラっとした心地いいマットな質感が特長。毛穴を埋めて肌表面の凸凹をフラットにしながら、肌をケアしてくれます。」

「肌表面をサラっと滑らかにしてくれる化粧下地。頬全体がザラザラしているときに、このスムースフラット系下地をなじませるのがおすすめです。ベースが本当に崩れません！」

「なめらかなツヤ肌へと導く化粧下地。どんな肌色にも使えるピーチベージュのカラーです。軽いつけ心地ながらも、毛穴の凸凹を隠してくれるので、これ1本でベースができあがる優れもの！」

「まるでアプリのフィルターがかかったように肌補正をしてくれるCCリキッド。ホワイトがかったピンクのピュアカラーで、肌の表面をカバーしつつ、透明感を演出します。小鼻まわりに重ねて使うと、毛穴をソフトフォーカスしてくれます。」

「透明感のあるふんわりとした肌を導くフェイスパウダー。毛穴をぼかしてくれる、絶妙なソフトフォーカス効果がうれしいポイント。化粧直しで、毛穴が気になる小鼻に重ねづけするのもおすすめです。」

「なめらかな肌を演出するパウダーファンデーション。人と会う前に、気になる小鼻に重ねておくとふわっとしっかりカバーできます。」

「薬用ニキビケアパウダー。角栓が悪化してしまったり、炎症してしまったときなど、カバーよりケアしたほうが良い場合に使ってます。」

「アプリで加工したみたいに、毛穴をソフトフォーカスしてくれる毛穴カバー用下地。小鼻まわりだけでなく、頬など広範囲の毛穴の凸凹を感じている人にぴったり。ノーカラーでマットな質感なので様々な肌タイプの方が使えます。」

毛穴系の下地を鼻の気になる部分に置き、指の腹を小刻みに動かし肌表面の凸凹を埋めます。何となく滑らせても隠れないので、意識して毛穴を埋めることが大事！

肌全体をパウダーファンデーションでふわっとカバーしたあとに、もう一度小鼻に粉を乗せて小さいブラシで磨くようにしましょう。

「密度があり、斜めカットのブラシが特長。毛穴を磨いて肌表面の凸凹をフラットにするのにぴったりなんです。必要な粉を飛ばし、ブラシでしっかりと毛穴を埋めましょう。パウダーファンデーションをつけたあと、化石を発掘するように小さいブラシでクルクルと磨くと、肌表面がトゥルッとなめらかになります！」

毛穴をカバーするテクニックを教えてくれたのは…

雑誌を中心に多くのビューティー企画を担当。連載も多数担当している。わかりやすいメイクテクニックに定評があり、女性の毎日に寄り添ったメイクの提案などで多くの女性から支持を得ている。著書も多く出版しており、これまで発売した書籍は累計25万部を突破。最新刊「時間がなくても大丈夫! 10分で“いい感じ"の自分になる」（扶桑社）も好評発売中。

長井かおり Twitter（@nagaikaori0918）
長井かおり Instagram（@kaorimake）

取材・文／根笹美由紀

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