
一度できてしまうと気になってしまうシミ!できたものが「シミ」なのか「肝斑」なのか区別ができないと、スキンケアも何を使っていいかわかりませんよね・・・。でもシミと肝斑には共通しているケアの仕方もあるのです。シミと肝斑の違いを知って正しいスキンケアをしましょう。
シミと肝斑の違い

シミと肝斑は、できる「原因」も、できるシミの「形」も違います。シミの原因は紫外線にありますが、肝斑の原因は女性ホルモンの働きに原因があります。
シミは1点1点がはっきりとわかりやすい形をしていますが、肝斑は頬の周りに、薄い雲がかかったのようにモヤっとした形で表れます。できるメカニズムは違いますが、シミや肝斑を薄くできるスキンケアもありますので、ぜひ取り入れてみてください。
シミの原因と対策
シミの原因
シミは、「老人性色素斑」または、「日光性黒子」といい、肌の衰えと日焼けによる紫外線ダメージの蓄積が原因で、過剰に作られたメラニンが排出をしきれずに色素沈着したものです。今のシミは5〜20年前に紫外線に当たった影響が出ているとも言われています。
紫外線を浴びることで発生した活性酸素から肌を守るため、情報伝達物質がまず作られ、情報伝達物質によってメラノサイトが刺激され、シミのもとである酸化チロシナーゼが活性化します。
活性化したチロシナーゼが細胞内のチロシンと結びついて、メラニンが作られます。できたメラニンは、ターンオーバーの途中で肌の表面に飛び出して、角質と一緒に排出されます。しかし、ターンオーバーが乱れていると、うまく排出できなくなってしまい、シミとして肌に残ってしまいます。
【対策】紫外線は徹底的にガード!

日焼け止めや日傘や帽子を使って紫外線を浴びないように徹底しましょう。
そのほか活性酸素から守るためにも、抗酸化作用の高い美容成分が入ったスキンケアを行うことが大事です。
肝斑の原因と対策
肝斑の原因
肝斑は女性ホルモンとも大きく関係しています。
「黄体ホルモン」が排出のバランスを崩すと、メラニン色素の生成を活発にさせて肝斑が出来ると言われていますが、まだはっきりとした原因は解明されていません。低用量ピルを服用していると肝斑のシミが濃くなるとも言われています。また特に出産後などはシミが一段と濃くなったり、一方で閉経後に肝斑が消えるなど、女性のライフサイクルに大きく関係しているようです。
【対策】今ある肝斑を濃くしないために内外美容を
肝斑を薄くするための内服薬やサプリメントを取り入れるのも良いですし、皮膚科で肝斑に効果があるレーザー治療を相談に行くのも良いでしょう。濃くしないためには、紫外線によるシミと同じく、日焼けをしないこと!ホワイトニング効果のある化粧品を積極的に使ってみてください。
ターンオーバーが乱れなければ肌はメラニンを排出するのですから、色素沈着が抜けるのを気長に待ちつつ、肝斑をこれ以上濃くしないための日々のケアが重要です。
トラネキサム酸で内側から肝斑をケア
トランシーノ
本体価格 60錠・1,800円 / 120錠・3,400円 / 240錠・6,300円
※トランシーノIIは医薬品です。用法・容量を正しく守って服用してください。
肌のターンオーバーをサポートするプラセンタを取り入れて
b.glen(ビーグレン)
本体価格 15g・6,000円
発売日 2014/04/01
評価★5.3(2016年3月時点でのクチコミ評価)
シミも肝斑も「紫外線」で濃くなる?
トゥヴェール
本体価格 30ml・2,838円
評価★4.6(2016年3月時点でのクチコミ評価)
アンプルール
本体価格 30ml・11,000円
発売日 2013/03/01
評価★5.3(2016年3月時点でのクチコミ評価)
不健康な肌の状態も、メラニン色素が沈着しやすく、シミや肝斑の原因となります。肌の代謝を健やかにするためには、ミネラルとビタミンが不可欠。特にミネラルがないとビタミンも働きませんので、カルシウムや鉄、マグネシウムが多く含まれている乳製品や海草、ナッツやきのこなどを食事に積極的に取り入れてみてください。
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出典:A-Beauty
出典:@beautist