化粧品業界にできること。いま、広がるコスメブランドの取り組み6選

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化粧品業界にできること。いま、広がるコスメブランドの取り組み6選
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化粧品業界でも新型コロナウイルス感染症への対策支援の動きが広がっています。取り組みの一部をご紹介します。

化粧品業界の取り組み6選

新型コロナウイルス感染症による経済や消費への影響が拡大する中で、感染拡大に配慮しつつ、新たな業態への挑戦やテクノロジーを生かし、企業や地域から需要を回復させる取り組みが出始めています。

ニュースで日々報じられている、新型コロナウイルス感染症への対策支援。化粧品業界での取り組みの一部をご紹介します。

オンライン限定品発売、収益は看護協会に寄付「BOTANIST」

ボタニカルシャンプートリートメント(スムース)
ホワイトラベルデザインセット
セット価格 2,800円
2020年5月26日(火)オンライン限定発売

ボタニカルライフスタイルブランド「BOTANIST(ボタニスト)」は、 5月26日(火)より期間限定で『ボタニカルシャンプー/トリートメント(スムース)』のホワイトラベルデザインセットをオンライン限定で発売します。

白という色には「未来への希望」という意味があることと、医療従事者への敬意を込めて、ホワイトラベルデザインが誕生しました。

「BOTANIST(ボタニスト)」を展開する株式会社I-neは大阪を拠点としていることから、本商品の収益は、「公益社団法人 大阪府看護協会」への寄付を予定しています。合わせて、当該協会へ、既存の『ボタニカルシャンプートリートメント』と『ボタニカルハンドクリーム』各1,000個の寄贈を予定しています。

■BOTANISTオフィシャルサイト
https://botanistofficial.com/

※香り・成分は発売中の『ボタニカルシャンプー/トリートメント(スムース)』通常デザインと同様です
※BOTANISTオフィシャルサイト・楽天にて期間限定発売予定(なくなり次第終了)

医療、保育現場にマスク11万枚を寄贈「ファンケル」

「ファンケル」は、厚生労働省の新型コロナウイルス対策本部を通じて、医療機関に高機能マスクを10,000枚、社会福祉法人日本保育協会を通じて、全国の保育所に不織布マスク100,000枚を届けました。

継続して、「ファンケル」オンライン会員や株主へも医療機関などへのマスク寄贈のための寄付を呼びかけています。今後、各月末までの寄付を集計し、翌月の中旬には実際にマスクを届けるなど、迅速な対応を予定しています。

■ファンケルHP内 寄付のご案内ページ
https://www.fancl.jp/csr/donation/}

肌をうるおす&まもることで応援!「スチームクリーム」

「スチームクリーム」は手指をさっぱり、 リフレッシュさせる『ハンドジェル ローズマリー&ティーツリー』を、4月6日(月)より緊急発売。新型コロナウイルス感染拡大に対して“私たちにできることをしよう。”という想いから、本来「スチームクリーム」で展開するカテゴリとは違うタイプの特別なプロダクトが誕生しました。

また、アルコールで消毒する回数、手を洗う回数が多いいま、肌を「うるおす」「まもる」ブランドとして、「スチームクリーム」の一番得意な「保湿」で誰かをサポートしたいとの想いから「#uhappyback プロジェクト」を発案。医療・介護に関わる団体に保湿クリーム14,000本以上が寄贈されました。
※現在応募受付は終了しています

■Sonotas代表アンドリュー・トーンより 「大切なみなさまへ ハンドジェル発売への想い」 日本語全文
https://www.steamcream.co.jp/new/2020-03-24-174254.html

ハンドジェル ローズマリー&ティーツリー

STEAMCREAM(スチームクリーム)

容量・本体価格 60ml・1,350円 / 100ml・1,800円
発売日 2020/04/06 (2020/04/13追加発売)

アルコール配合ハンドクリーナーを保育園へ無償提供

「コスメデコルテ」「雪肌精」などを展開する株式会社コーセーは、保育施設と取引のある株式会社チャイルド社を通じてアルコール配合ハンドクリーナーを保育園に無償提供。保育士および幼児の手指消毒として感染拡大防止に役立てることを目的に、4月中旬より随時、30,000個以上を提供しています。

※このアルコール配合ハンドクリーナーは、一般販売予定はありません

■「美は人類の味方」新型コロナウイルス感染拡大防止に向けたコーセーの取り組み
https://www.kose.co.jp/company/ja/topmessage/

「SK-II」の生産工場で6月よりマスク生産開始

P&Gジャパンは、新型コロナウイルス感染拡大対策として、滋賀工場で2020年6月上旬からマスク生産を開始することを発表。スキンケアブランド「SK-II」の生産工場である滋賀工場で、工場の一部を改装するとともに従業員を動員してマスクの生産を行います。

生産したマスクは、P&Gジャパン内で活用するとともに、洗剤、紙おむつ、ヘアケア製品等、日常生活で必要とされる同社の日用品を安定して生産・供給するために使用します。また行政等と協議の上、日本国内でマスクを必要とする組織に無償で提供する予定で、現時点では一般発売の予定はありません。

「資生堂」手指消毒液の生産開始、メッセージ動画も公開

資生堂は、“新型コロナウイルス感染拡大の抑制に関して、当社にできるあらゆる可能性を考え、即実行していきたい。”(株式会社資生堂 代表取締役社長兼CEO/魚谷雅彦)という方針に基づいた対応のひとつとして手指消毒液(指定医薬部外品)の生産を開始しています。

今回、資生堂は独自に手荒れに配慮した手指消毒液(指定医薬部外品)を新たに開発し、関係省庁との協議を経て、那須工場(栃木県大田原市)において4月17日(金)より生産を開始。5月以降は、資生堂の大阪工場(大阪府大阪市)、掛川工場(静岡県掛川市)、久喜工場(埼玉県久喜市)も生産を開始し、毎月合計200,000本(約10万リットル)の消毒液を、医療機関などを中心に提供中です。

日本国外でも、資生堂は消毒液の生産を行っています。フランスでは、バル・ド・ロワール工場(オルレアン市)で、週に約20,000本の消毒液を生産し、医療機関へ提供しています。また、アメリカでは、イーストウィンザー工場(ニュージャージー州)では初回生産85,000本の消毒液を生産し、医療機関へ提供しています。

また、資生堂のブランドプロモーションに出演している、宮本信子さん、原田美枝子さん、常盤貴子さん、宮沢りえさん、森星さん、広瀬すずさん6名が、いまの思いを言葉にして、音声で届けるメッセージ動画も公開されました。

同じ空の下「STAYSAFE」篇|資生堂

@cosmeでは、今後もさまざまなブランドの新型コロナウイルス感染症対策への活動をご紹介していきます。

(アットコスメ編集部)

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