「イヴ・サンローラン」サステナビリティ アンバサダーにローラさんが就任

「イヴ・サンローラン・ボーテ 表参道 フラッグシップ ブティック」1周年とローラさんがサステナビリティ アンバサダーに就任したことを記念し、3月26日（金）都内にてトークイベントが行われました。

2020年3月にオープンした「イヴ・サンローラン・ボーテ 表参道 フラッグシップ ブティック」は、世界3店舗目、そして日本初の旗艦店です。

「イヴ・サンローラン」は、地球環境や女性支援などのサステナブルな活動にも力を入れています。

今回は、同じく2020年3月より「イヴ・サンローラン」ジャパン アンバサダーとして活動しているローラさんが、ブランドのアンバサダーに加え、サステナビリティ アンバサダーに就任したことが初めて発表されました。

登壇したローラさんのメイクは“イヴ・サンローラン ビューティ”のナショナルメイクアップアーティスト、JOさんが、ローラさんのスタイリッシュでポジティブなイメージにインスパイアされクリエイトしたルックです。

使用のリップは「イヴ・サンローラン・ボーテ 表参道 フラッグシップ ブティック」1周年を記念し、13店舗で発売となった『ルージュ ピュールクチュール』の「<コレクター>NO.144 ショーディッチ ウォーク」。肌なじみの良いベージュレッドです。

ローラさんは「とてもナチュラルで私の肌色にもなじむようなアイシャドウとリップを付けることができて、ウキウキしています」とコメントしました。

トークイベント前にブティックを訪れたというローラさんは、「リップがたくさん並んでいたの。あとびっくりしたのが、リサイクルマークが付いたボックスがあって、自分が使用した後のリップなどを持ってきてリサイクルできるシステムがあるのがすごいなぁと思ってわくわくしました」と微笑みました。

ブランドとしてこれから本格的に取り組んでいく「イヴ・サンローラン」製品の空容器のリサイクルは、「イヴ・サンローラン・ボーテ 表参道 フラッグシップ ブティック」オープン当初から国内で初めて実施されているものだそうです。

お気に入りのアイテムを聞かれたローラさん。

「『ルージュ ヴォリュプテ シャイン』と『ピュアショット ナイトセラム』がお気に入りなの。（『ピュアショット ナイトセラム』は）香りもすごく素敵なんだけど、夜つけて、朝起きると肌がもちっとするのを感じるのがクセになってよく使ってる」。

ブランドアンバサダーとサステナビリティ アンバサダーを兼任することについて率直な気持ちを聞かれたローラさんは、「すごくうれしいし、私も環境問題についてはずーっと調べていたりして、サステナブルって、私の中では愛なのかなって思っていて。やっぱり自分が使用しているものだったり、食べているもの、着ているものもそうだけど、その裏で働かれている方々だったり、どういう風に（自分の手元に）来たんだろうって知ることって、すごく愛につながると思ってるの」。

いろんな人や自然のものが関わって良い製品ができてることを考えると、自分が使っていてよかったという気持ちになるというローラさん。100%すべてのものがサステナブルなものになることは難しくても、これからそういった取り組みが進んでいくといいなと話しました。

最近のサステナビリティな活動はYouTubeやInstagramで発信を行っているというローラさん。

例えば、自分の家で使用しているスポンジをたわしやヘチマに替える、家庭菜園を始めるなど、ライフスタイルの中でできることがすべて地球環境に繋がっているということを、どんどん発信しているそうです。

日本とロサンゼルスの生活を経て、“美”に対する考え方に変化はありましたか、という質問に「ある！」と答えたローラさん。

「ロサンゼルスに住んでいてすごく思うのは、いろいろな体型の方がいて、みんな自分のボディを隠さないで愛してる感じをすごく感じるの。自信を持って歩いたりとか。自分に自信を持つということ（が大事だということ）をすごく感じていて、日本にいると“これってローラしか似合わないよ”と言われることがすごく多いんだけど、私はみんなが似合うと思っているし、“これしか似合わない”“これは私にはできない”じゃなくて、“私にもできる”っていうポジティブな言葉がもっともっと広がったらいいな」。

できると自分が信じることからできるようになれる、と考えているローラさんは、みんながポジティブに進める手助けができたら、と話しました。

「私も自分に自信がないところがいくつもあったけど、自分と向き合う時間を作ったり、運動したり瞑想したり、自分の好きなことをもっと集中してやっていったら自分のコンプレックスや自信のないところも受け入れられるようにどんどんなっていって、そうするとどんどんわくわくしてきて、それをもっと人にもシェアしたいって気持ちになったの」。

「イヴ・サンローラン」のサステナビリティの基本的なフィロソフィーは、創始者イヴ・サンローランが提唱してきた3つの考え方、ジェンダーフリー・女性を支援すること・自然を愛することを基に、SDGs活動として「地球環境への配慮」「肌への安全性」「女性支援」を掲げて取り組んでいます。

ビューティブランドであることから、美しくなることを通して、自信や生きる力をエンパワーメントする活動や、製品を通して社会貢献できることを一般のお客様にも体験してもらえる場を提供していきます。また、3月19日（金）から4月30日（金）の期間、「サステナビリティ ウィーク」として、リサイクルできる店舗を増やすなど、さまざまな取り組みを実施します。

モロッコにある「ウリカ コミュニティ ガーデン」は「イヴ・サンローラン」製品に使用するボタニカルの研究や栽培を行う、「イヴ・サンローラン」の考えるサステナブルな未来を体現する庭園です。「地球環境への配慮」「肌への安全性」へのこだわりはもちろん、伝統的な農法や無農薬製法を取り入れ、過酷な気候条件に耐えることができる強力なパワーを秘めた植物が栽培されています。さらに女性にパワーを与える、というフィロソフィーから、現地女性の雇用と自立支援をこの地で推進しています。

この取り組みについて聞かれたローラさんは「とても素敵だと思ったし、自分が使っている製品の背景がこうなっているんだって思うと、使う時に愛が生まれてとても素敵なサイクルになるなと思いました」と話しました。

今後のサステナビリティ アンバサダーとしての活動についてローラさんは「学び続けることはずーっと続けていきたいですし、私が学んだことをアウトプットしてみんなにシェアすることをこれからも楽しみながら続けていきたいと思った」と話し、さらに、「ライフスタイルを少しずつ変えていくことも大切だけど、心もすごく大切だと考えているので、自分の心と向き合うことの大切さもどんどん発信していきたい」と続けました。

ローラさんは最後に「イヴ・サンローラン・ボーテを使用している方、これから使用してみたいなと思っている方も、この素敵な取り組みも感じることで愛がどんどん生まれると思うので、私もアンバサダーとして素敵な取り組みをシェアしながら楽しく頑張りたいと思うので、これからもよろしくお願いします」と話し、トークイベントを締めくくりました。

（アットコスメ編集部）