カラーのラインは“遊び”じゃなく、隠し技を狙うもの
2015/3/31 18:50
色を楽しむためのものじゃなく、あくまで目を大きく強く見せる“隠し技”のための色と
考えて欲しい。
だから今、ライン色としてあらためて注目されているのが、モスグリーンやブルーグリーンだったりするのだ。
たとえばモスグリーンは、絵画の世界では肌色の影を描く色。だから黒やブラウンよりも、
むしろ目もとによく馴染む。馴染む以上にインパクトある影色を作るから、目を確実に
大きく見せてくれるはず。
じつはそれも、グリーンは黄色と青を混ぜて作るように、白目の白さを強調することで目元に透明感や涼やかさを作るブルーを含んでいるから。影であると同時に目もとを際立たせるのだ。
従って、ブルーグリーンも極めて効果的なライン色。色としては浮くのに、不思議に不自然にならない。遠目でも目が合うように、相手をはっとさせる深く印象的な瞳を作ってくれる。
だからやみくもにカラーを選ばないで。アイラインはダイレクトに顔立ちを左右する色だから、“遊び”じゃない。本気の効果を狙った色選びを。
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