
随分暖かくなりましたが、まだ朝晩は肌寒い今日この頃・・・週末の東京はシトシト冷たい雨でした。
今月いっぱいはコートは必要でしょうね。
なんて。無理やり結びつけてみましたが、もったいぶるの止めます^^;
突然ですが、先週末に念願のトレンチコート買いました!!
しかも、この時期にライナー付のものを買うことが出来て、嬉しさのあまり、アセロラ体操しちゃってます♪♪
彼氏いない歴41年だったけどこの度出来ましたー!!って宣言するノリです♪
今まで生きてきて、自分にピッタリで、納得できる「正当派トレンチ」に出会えませんでしたから。
トレンチコートって、ハマればそれ1枚でオシャレになる劇薬アイテムですが、副作用も強くて、ちょっとしたシルエット、ちょっとした肩の広さ、ちょっとした襟の具合やボタンの色など、もうほんのちょっとの事で、ドドーーーンとイケてない方面へ滑り落ちちゃうんですよね(泣)
こんなトレンチにまつわる懸案について、非常に的確にすぱーリリーさんが記事になさっておいでて、私、激しくうなづきました!
すーぱーリリーさんの記事
https://beautist.cosme.net/article/62769
私がイメージする「正当派トレンチ」とは、冠婚葬祭からカジュアルまでこれ1着でOK!!なもの。
襟元から膝までのラインを女性らしく美しく包み込むシルエットに、本来のトレンチの形状からくるアクティブな使用感を持ち合わせているもの。
子供の入学・卒業式等で、スーツの上からさりげなくトレンチ羽織って、メチャメチャハマっている素敵すぎるお母様おいでて、
あ~あんな風な着こなしイイ~。どこのトレンチだろ~~と憧れまくっておりました。
バウ姉さんがすごく素敵なお品をチョイスされて、綺麗に着こなしされていました!
バウ姉さんの記事
https://beautist.cosme.net/article/66266
こんな感じイイっすね~~♪ワシもこんな風になりたいっ!!!
なのに、今まで店頭で袖を通したものの、うーーん・・・やっぱり結構です。。。
と御断りの連続。
全敗記録だけが更新していくだけでした。
何でこんなに似合わないんだ?? 何でだ??
そりゃー背低いし、尻が大きくて、肩幅なんかおっちゃんに
「しっかりした肩してるねー!やけに広い背中だねー!」
とバンバン叩かれるほど頑丈(セクハラじゃん)
そもそもスタイリッシュとはかけ離れすぎている体系でございますから、難しいとは分かっていましたけど!
そして、どうも王道のバーバリーってブランド自体、サイズ感が笑っちゃうくらい自分には合わないんです!!
お前ごとき触れるもんじゃないぞ!と仰せられておるのですよ(ションボリ・・・)
実はバーバリーだけじゃなくて、いわゆる英国ブランド全般、袖通しただけで自分がミジメになるくらいチグハグになるのは経験済みで、もう王道ブランドを追い求めても「高根の花」と悟り、現実的な路線で、「正当派トレンチ」を探すことに。
しかし、王道がダメなら、そもそも正当派トレンチコートとは何ぞや?基本的にどうであるのがトレンチなんだい?・・・とふと疑問が沸いて調べてみました。
(ウィキペディアをポチッただけですが^^;)
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起源は第一次世界大戦のイギリス軍で、軍用コートとして開発されたもの。
バーバリーとアクアスキュータムの2社の製品が元祖なんだそうです。
なるほど・・・探偵や軍人っぽいって思っていたけど、、モロ軍服じゃありませんか!
そして、トレンチと言えばブリティッシュブランド物でしょう!と来るのは、起源となっている、深~い歴史をしょっているわけだすね!
ちなみみ、「トレンチ」とは「塹壕(ざんごう)」
メチャメチャ泥臭い、いやそれ通り越して、きな臭い名称でございますな^^;
寒さの厳しいヨーロッパでの塹壕戦なので、このコートは、とにかく防寒が第一目的だったらしいですね。
何せ元は軍服なので、今はファッションとなっていても、その名残りがあるようです。
肩のショルダーストラップは、水筒や双眼鏡やら拳銃吊り紐引っかけたりする為のものだし、戦闘中に仲間が倒れた時には、このストラップを持ってズルズル引っ張る為のものだそう(驚)
何かぶら下げるの?と気になっていた、ベルトなどに所々付いている金具は、手榴弾ぶら下げるものだったり(驚!!)
左胸側だけある当て布も、何だろう?襟元をより防寒効果高めるものかな?と謎でしたが、これは、「ストームフラップ」と呼ばれるものです。
ボタンを留めると、襟元の合わせ部分から雨だれの侵入を防ぐためのようで、ひさしのような効果があるのでしょうね。
戦争は雨の中でも行われる生死をかけた極めて厳しい環境のものなんだと、ちょっと神妙な気持ちになりました。
もちろん 今は単なる飾り・デザインの一部ですが、こうして調べてみると、意外と楽しいものですね^^
ぶっ倒れた時には、肩のストラップ持ってズルズル引きずってもらおう!(笑)
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さて、無駄に理解を深めたところで、今回購入したトレンチについて。
「ユナイテッド・バンブー」ってブランドのものになります☆
青木美帆さんという女性デザイナーと、ベトナム系アメリカ人の旦那さん?と共同で立ち上げて、ニューヨークを中心にコレクションに出展しているようです。
2012年春 ニュヨークコレクション
http://unitedbamboo.com/collections/united-bamboo-2012-spring/
このブランドのお店は、今回買ったトレンチ着たマネキンが、ババーーンと中央に立っていたので足を踏み入れましたが、知らないに等しい状態でした。
というのも、パッと見、「ズッカ」や「AT(タヤマアツロウ)」っぽいのかな~。
グラフィックな柄のワンピもあったりしたので、「ツモリチサト」みたいなのもあるんだ~ふぅ~ん・・・。
なんて具合です。
(ちなみに、グラフィックな柄のお洋服の図柄は旦那さんが描いているそうです)
最近、すっかりおばちゃんらしい顔立ちになってしまって、ズッカもATも何だか似合うものが無くなっちゃったので、この路線のものはスルーしていたのが盲点でございました。
今回初めてじっくり店内見ましたが、今後は注目していきたいなー♪と思うぐらい素敵なお品でした。
特にブラウスがすごく好みなもの満載♪
さとかわさんに教えていただいたのですが、「アダム・エ・ロペ」と同じグループなので、「アダム・エ・ロペ」のお店で一緒に扱っていたりもしています。
そういえば、トートバッグはよく目にしますね。ロペのお店で目にしていたトートバッグは、ユナイテッド バンブーのものだった事が分かりました。
店員さんによれば、トレンチは毎年必ず出していて、定番として制作しているそうです。
(知らんかった)
バーバリーやマッキントッシュを愛用しているような方からも、こちらのトレンチは好評なのだとか。
確かに、生地は張りがあって、私が求めていた厚さありましたし、細部にまで仕立て・縫製の良さが分かりました。
特に画像最後から4枚目のように、襟後の縫製は、かなり工夫されていて、上下ジグザクにすることで、襟を真ん中で立てても型崩れしないほどです。
以前は欧州?(だったかな?)に縫製出していたそうですが、ここ最近は日本でだそうです。
私が最も気に入っているのは、着心地とシルエットです。
最初に腕を通した時、きつくもないし、ガバガバと余るような事もなく、本当に丁度良い感触を得て、瞬時に「良いかも!」と感じました。
しかも薄手ですがジャケットの上から着用できましたし、丈もちゃんとスカートが隠れてくれて、これなら冠婚葬祭時コートとして申し分ないことが確認できました。
色も濃紺ですしね。
しかし、今までは着心地が良くても、「コートに着られている?」と重たく見えたり、ベルトをすると「どこの相撲部屋?」と鏡の自分に突っ込んでしまう程でした(泣)
オトコマエな肩幅ある私が大丈夫なぐらいなので、実際、かなりゆったりした幅取りになっているのでしょうが、不思議と着膨れして見えないのです。
繁々とコートを見直すと、視覚的な効果を狙ったデザインが随所にあることに気が付きました。
◆ショルダーストラップが付いているも。ボタンが襟内側に入っているので肩幅が狭く見える。
◆胸囲にゆとりをもたせた作りでも、襟が少しピーコートに似た形状なので、肩を底辺とした二等辺三角形ラインが、上半身をコンパクトに見せてくれます。
(でもピーコートほど詰まっていないので、前を開けて着たシルエットもキマってくれます)
◆ストーム・フラップが、アーチ型。
このコートで最も斬新なデザインのひとつですが、このアーチ型で、縦にも目線が行くので、これも着膨れ防止効果になってくれています。
通常の形状だったら横幅を強調してしまうのですよね。
このデザインの効果って、後ろ姿にありがたいほど出ています。
(後ろから3枚目画像参照)
◆大き目ポケットのデザインと位置が良いです。(一番好きな要素です^^)
ちょうど腰骨あたりの、ヒップのサイドラインに沿うような角度で付いているので、ベルト下部分がスッキリと、でも女性らしく見せてくれます。
(画像最後から2番目参照)
◆ベルトをゆるく締めても、後方にあるボタンで、くびれのように見えます。
(画像最後から5枚目参照)
以上踏まえた全体のシルエットは画像5・6枚目になります☆
他に技アリ!なデザインは、何と言ってもボタン!
布と同じ色の硬質な皮を細工した、コロンとした形がカワイイ!!
(最後の画像。ダンゴ虫に見えなくもないけど^^;)
カジュアルチックなデザインなのに、色はコート本体に溶け込んじゃうので、キチント感を損なうことがないのがたまらなくウレシイです♪
もう一つの技アリは、ベルトサイドに付いているサッシュ?(画像10枚目)
ベルトのずれ落ち防止するだけでなく、型崩れを防いでくれます。
基本的に、襟を開けてベルトをギュッと固く縛り、腕まくりして着るフレンチスタイル(パリジェンヌっぽくこじゃれたカンジのです)の着こなしはしないので、ベルトがクシャクシャにならない方が好都合です。
ちなみに私がフレンチスタイルして、腕まくって着たら、「今日はどこの工事現場へ?」状態になるので、できませ~~ん(>_<)
そして!!私が高額出して購入するか否かの決めては、裏地模様がカワイイかどうか!!
裏地はか~な~り重要で、表とのギャップがあればあるほど萌えます♪
ギャップあるほどではないですが、カワイイなーとニヤケております
(画像8・9枚目)
裏地へのこだわりはnoel+4さんが記事にされていて、うんうん!同感!!なんてはしゃいでおります。
noel+4さんの記事
https://beautist.cosme.net/article/32944
濃紺ですが、陽の光の下では、結構明るくなるので、画像2枚目のように、春用ベージュピンクのワンピースに合わせても大丈夫でした。
(写真が濃いめになってしまいましたが、実際は、コートもワンピも、もう少し明るいトーンです)
画像2~4と7枚目は、手持ち春服とコーディネートしてみましたが。。。。
やっていくうちに、
「コーディネートできない服なんて無いじゃん!!」と言う事が判明。
これ以上はきりがないので、途中で撮影ストップしちゃいました(笑)
私にとって大満足の1着になりましたので、10年は持たせるよう、大切に着用していこうと思います。
減価償却もしなきゃね^^;














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